教育課程(カリキュラム)の理論―保育におけるカリキュラム・デザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893470782
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

内容説明

子どもと保育者の間に生成する「保育」という営みの本質に多少でも触れたことのある保育者は、この仕事の愉しさと喜びを実感する。教育課程を描き、創り出すというその生成の作業は、「保育」と同じように愉しさと喜びが内包された営みであるはずである。子どもたちの活動に対するあらゆる仮説を立て、次々に展開する活動を踏まえて次なる学びの援助をする。こうした、子どもの学びのプロセスが教育課程である。保育者が子どもたち一人一人の「今」と「これから」に思いを寄せ、その学びをデザインするとき、そこに生きた教育課程が生まれる。

目次

第1章 教育課程の理論再考のために(教育課程とは何か;制度としての教育課程;教育課程の諸要素)
第2章 保育における教育課程論(保育における教育課程の意味;教育課程・保育計画から指導計画へ;保育計画の変遷)
第3章 教育課程を創る―デザインすることの愉しみ(教育課程論の問題を探る;カリキュラムをデザインする―なぜ今レッジョ・エミリアなのか;カリキュラム研究と保育の「知」)

著者等紹介

磯部裕子[イソベヒロコ]
宮城学院女子大学助教授。岐阜県出身。1960年生。聖心女子大学文学部教育学科卒業後、幼稚園で8年間の保育者生活を送る。その後、青山学院大学大学院に進学。前期博士課程修了。同後期博士課程満期退学。現在、宮城学院女子大学発達臨床学科にて保育学、教育課程論等を担当
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