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内容説明
わたしは、世界一幸せな身障者です。“先天性骨形成不全症”の女性が駆け抜ける生かされている価値のある生き方とは。マイナス100%からの出発、何にもなくたっていいじゃない!「お母さん!包丁もってきて。こんないつも痛い手や足なんかもういらん。全部切りとってやる!」数十回の骨折を乗り越え、夢に向かって走りつづける涙と笑いの人生。
目次
プロローグ “ガラスの骨”をもって生まれた兄妹
第1章 小学校時代
第2章 「白鳩園」での生活
第3章 アビリンピック
第4章 自立へ向けて
第5章 わたしの宝物
第6章 悲しみを乗り越えて
著者等紹介
岩本良子[イワモトリョウコ]
昭和30年1月1日、熊本県阿蘇郡産山村生まれ。生後8カ月で先天性骨形成不全症を発病。昭和40年小学校を4年生の1学期で中退。昭和54年普通自動車免許を取得。昭和55年第9回全国アビリンピック編み物の部で3位入賞。昭和56年第1回国際アビリンピック編み物の部で優勝。昭和62年株式会社シャルレの代理店に昇格。平成8年4月1日、有限会社シャルレ母恵夢設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
43
著者の岩本さんの本当に前向きな性格、姿勢に心を打たれました。ハンディがある人は偉大なことを成し遂げる人が多いというのはこの本の中でもでてきますが、無い人に比べるとそのように思います。できることが当たり前の私よりも、何倍も努力をして痛みや病気と闘い、その上を目指している。それはお世話になった人の為、親を安心させたい為、色々あるけれど、まずは自分の心の持ちようだと思います。そんな風に強い心を持ちたいな~。不屈の精神を見習たいと思います。ちょっとしたことで愚痴愚痴してしまう自分が恥ずかしくなります。 2014/06/26