内容説明
世界普遍価値対民族固有価値。その激突が国際政治だという冷厳な現実を、副島隆彦氏は読者に突きつける。ポスト冷戦世界の覇権国アメリカに、わが国はどう立ち向かえばいいのか。その解答こそが本書だ。
目次
第1部 「政治学」とは何か(政治綱領が政治をつくる;政治のコトバ;「国体」について;「統治」と「支配」)
第2部 「国際政治」とは何か―世界普遍価値対民族固有価値(覇権国=世界帝国という考え方;世界帝国アメリカの秘密―真の支配者たち;世界覇権国・アメリカ対属国・日本;ローマ・カトリックによる日本支配の野望;シーボルトとは何者か;オランダ論―ヨーロッパとは何か)