内容説明
母あぐりが吉行淳之介(作家)へ捧げる鎮魂歌。いま初めて、亡き息子への真情と91歳の心境を明かす。NHK連続テレビ小説「あぐり」の原作者・吉行あぐりの第2弾。
目次
平成六年 淳之介、永眠―「今年の暮れは年賀状を書きません」
平成七年 涙と追想―「淳、今日は大変辛い。あなたの誕生日です」
平成八年 三回忌―「淳は私達の中にいるのですね」
平成十年 NHK連続テレビ小説「あぐり」の後に…―「少しずつ自分を取り戻しているようです」
母・あぐりのこと(職業を持つ妻(吉行エイスケ)
『焔の中』(吉行淳之介)
「下駄」―『やややのはなし』から(吉行淳之介)
『おかあさん』わが母を語る(吉行淳之介)
今を生きている母(吉行和子)
母あぐりのこと(吉行里恵))
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