内容説明
俳句は脳を活性化させるだけでなく、心に潤いをもたらし、人とのコミュニケーションも図れます。また、吟行に行けばリフレッシュや運動効果も期待できます。老若男女を問わず「元気でいきいき」過ごすには、絶好の趣味といえるでしょう。本書は俳誌「炎環」を主宰する俳人・石寒太とその同人・谷村鯛夢が、「俳句と健康」、そして「俳句の基本と始め方」を具体的に記しています。さらに、金子兜太・嵐山光三郎氏を迎えての「快老俳談」と盛りだくさん。“健康俳句”入門書の決定版を篤とご覧ください。
目次
第1章 頭も体もいきいき!「いきいき俳句生活」を始めよう
第2章 “がんからの生還”を俳句が支えた
第3章 健康を導く「俳句療法」とは?
第4章 世界一長寿の国に生きる俳句
第5章 「快老俳談」金子兜太・嵐山光三郎・石寒太
第6章 「五七五」の定型は、日本人には難しくない
第7章 もう一つの大事な約束は、「季語」を使うこと
第8章 季語と自分の季節感覚にズレはないかな
第9章 楽しい俳句作りのために
第10章 こういうことも覚えておくと上達が早いかも
第11章 仲間と作る面白さ、集ううれしさ、「句会」という楽しみ
著者等紹介
石寒太[イシカンタ]
1943(昭和18)年、静岡県生まれ。69年「寒雷」に入り、加藤楸邨に俳句を学ぶ。俳人。「炎環」主宰、「俳句αあるふぁ」(毎日新聞出版)編集長
谷村鯛夢[タニムラタイム]
1949(昭和24)年、高知県生まれ。72年、同志社大学文学部卒業。婦人画報社入社後、「婦人画報」「25ansウェディング」「トランタン」等で編集者・編集長を務める。現在は編集工房・鯛夢を主宰し、出版プロデューサー、コラムニストとして活躍。俳句活動も長く、俳人協会・現代俳句協会会員、「炎環」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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