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内容説明
ピカソが1947年に制作した『ゴンゴラ』は、翌年9月、275部の豪華限定版としてパリで刊行された。限定版『ゴンゴラ』では、20篇のソネットが、それぞれ(1)活字による詩の題名、(2)ピカソによる全頁大の扉絵(女の顔)、(3)ピカソの手書きによるスペイン語のテキスト、(4)活字によるフランス語訳、の4枚(全て裏白)で構成されていた。今回刊行の運びとなった日本語版『ゴンゴラ』は、この限定版にそって制作されたものである。1974年という年、60代も半ばも過ぎたピカソが、どのような想いをもって同じスペインの血を分けた大詩人ゴンゴラの詩を描きだしたのか、興味は尽きない。