内容説明
みなさん、こおろぎを知っていますね。わたしたちのうちのまわりにいて、あのきれいな音楽を聞かせてくれる虫です。でも、こおろぎがどうやって音を出しているのか知っていますか?音楽をなぜえんそうするのか知っていますか?ファーブルおじさんはこおろぎをかいながら、その音楽のひみつをさぐりました。さあ、これからファーブルおじさんのしらべたこおろぎのおはなしをしましょう。
著者等紹介
小林清之介[コバヤシセイノスケ]
1920年東京に生まれる。東京YMCA英語専門学校卒業。動物に関するおとな向け、子ども向けの著書、訳書100冊以上。「野鳥の四季」(小峰書店)で第23回小学館文学賞を受賞。日本児童文芸家協会顧問、俳人協会評議員
たかはしきよし[タカハシキヨシ]
1929年京都に生まれる。現在、日本理科美術協会会員
須田孫七[スダマゴシチ]
東京大学総合研究博物館協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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マエダ
39
子供の頃の名残で絵本はついつい昆虫系を手に取ってしまう。2022/01/12
joyjoy
5
こおろぎの鳴き方、オス・メスのちがい、卵からの成長の様子などが、絵でよく分かる。大きく描かれた後ろ姿の絵が見事。翅の構造に見入る。文章では「けっこんしました」とさらりと書かれているが、絵をよく見ると、ちゃんとオスがメスの下にもぐりこんで、精包らしきものをメスに渡している。 今日は4年生に。ファーブルおじさんが、どのようにこおろぎを観察して、これらのことを発見していったのか、ぜひ「ファーブル昆虫記」を読んでみてほしい。シリーズのほかの作品や、ファーブルの伝記も一緒に紹介。2022/10/05
hoguru
4
季節はずれだけれど、子どもが図書館に行くとかならずこのシリーズを選ぶので。毎度毎度わかりやすい。2016/04/05
読み人知らず
3
こおろぎの鳴き方に三種類があるなんてしらなかったな。さすがファーブル。昆虫博士。2007/10/21
こどもふみちゃん
1
5・6・7・8・9歳向け。コオロギは羽をすり合わせてなくとは知っていたが、なるほど、羽にギザギザがあるんだね。雄雌の違い、冬にどうしているのか、卵からのかえり方、赤ちゃんコオロギと大人コオロギの違い・・・・等々知らないことだらけで勉強になりました。 3・4歳の子供にはすこーし文章が長いかも知れませんが虫好きならOK2010/08/31