内容説明
わたしたち人間は、子どもからおとなになっても、すがたかたちは、あまりかわりませんね。でも、虫のせかいではどうでしょうか?ファーブルおじさんは、かみきりむしの子どもがおとなになるまでをくわしくしらべました。かみきりむしの子どもとおとなはどこがにているでしょうか?どこがちがうでしょうか?かみきりむしの子どもはどうやっておとなになるのでしょうか?さあ、見ていきましょう。
著者等紹介
小林清之介[コバヤシセイノスケ]
1920年東京に生まれる。東京YMCA英語専門学校卒業。動物に関するおとな向け、子ども向けの著書、訳書100冊以上。「野鳥の四季」(小峰書店)で第23回小学館文学賞を受賞。日本児童文芸家協会顧問、俳人協会評議員
内藤貞夫[ナイトウサダオ]
1947年、東京生まれ。デザイン専門学校卒業。広告代理店に勤めた後、フリーとなる。現在、主としてイラストレーションと、自然や野生動物をテーマにしたワイルドライフアートと版画を制作している。1992年講談社イラスト年鑑作家賞受賞。1993年、1999年アメリカ、レイ・ヨーキー・ウッドソン美術館バード・イン・アート展入選。2007年文藝春秋画廊にて個展。日本ワイルドライフアート協会会長、東京イラストレーターズソサエティ会員
須田孫七[スダマゴシチ]
東京大学総合研究博物館協力研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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joyjoy
8
小学校図書館。たまごから生まれたはだかむし、木の幹のなかで2年ものあいだ、木をかじって大きくなっていくんだね。さなぎになり、親虫になるのにさらにもう1年、ずっと木のなかなんだね。せまいあなから初めて出てきて、あの長いひげをのばし、翅をひろげてとびたつ絵、バンザーイって喜んでいるみたいだね。2023/07/10
kenbo
3
かみきりむしがすきだから楽しく読んだ。2009/07/24
14番
1
迫力満点のかみきりむし。幼虫のことをはだかむしというのは初耳だった。シロスジカミキリは成虫になってからも一年間木の中で過ごすとのこと。2024/02/10