内容説明
「ねえ、お母さん。鳥はどうして空を飛べるの?」「だって、鳥には翼があるわ。」「そうか…。ぼくたちにも翼があればなあ。」ライト兄弟の胸はいつも大空への憧れでいっぱいでした。そんなこどもの頃の夢を持ち続け、ついに飛行機を発明したライト兄弟の物語。
著者等紹介
鶴見正夫[ツルミマサオ]
1926年新潟に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。詩人、児童文学作家として活躍する。1995年亡くなる
徳田秀雄[トクダヒデオ]
1948年広島市に生まれる。フリーのイラストレーターとして広告の分野で活躍するかたわら、絵本も数多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
10
6歳の娘に読み聞かせ。物を作る楽しさが伝わってくるかのような本だった。技術者としては小さな子供に読ませて損はない。飛ぶことそのものも嬉しいが、予想を立て、計算し、つくり、不具合を直し、また動かす。その過程が苦しいけど楽しい。そういうことをわかってほしいな。2016/11/07
ちみたんママ
5
〈息子喰いつき度〉★★★★☆〈私気に入り度〉★★★★★ 世界で初めて飛行機を作った、ということぐらいしか知らなかったので新鮮で面白かった! この兄弟は「何もないところから理想を作り出す」という作業を何度も重ねてたんですね。6歳息子も興味津々、熱心に聞いてくれました。それにしても、先日読んだ野口英世もそうだけど、偉人たちってだいたい子供のころの母親の影響が大きいんだな。母としての我が身を振り返ると…うーむむむむむ。2022/02/26
ちみたんママ
4
〈息子喰いつき度〉★★★☆☆〈私気に入り度〉★★★☆☆ 返却前の再読。後ろ盾も財力もないのに夢を叶えた兄弟。天才というよりは、2人ともひたすら努力と工夫の人だったんだろう。何かを成し遂げるには勉強も必要だけど、いちばん大切なのは情熱を持つことなんだろうな。でも、こればかりは教えるのが本当に難しい。6歳息子にも情熱を持ち続けることの大切さや楽しさを感じ取ってもらえたら…と思うけど、うーむ、どうだろう。とりあえず息子は「作りたいものは図面描けばいいんだね!」だそうです。2022/03/07
こどもふみちゃん
2
4歳から読める伝記。(読み聞かせ) 伝記の本は、ページ数の多いものが多々あるが、チャイルド社のこのシリーズは年中でもOKなのでありがたい2010/05/02
ゼラニウム/フウロソウ科
1
子ども向けだからかもう一つ……。2018/11/09