内容説明
異人館―どこか謎を秘めた不思議な世界。ひょんなことから、その異人館をたずねたクミは、かくし戸だなを発見する。中には、人形のような５才の男の子がいた！５０年近くも前、この館にだれが住んでいていったい何が起こったのだろうか…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポラリス
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震災前の神戸を舞台にした作品。震災前の観光地化される異人館は、今のようにピッカピカではなく薄ぼけていて、著者の言うように古人の「残留思念」みたいなものが残っているような感じがした。 その異人館とか古い建物のイメージが適格に表現された作品。2021/04/09
ポラリス
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幻想的な内容。児童書かと見せかけて、引き込まれます。著者は男の子と同じ年頃なんですね…
