出版社内容情報
トラックのレッドくんはブラックくんと一緒に荷物運び。でもひねくれ坊主のブラックくんはなかなか言うことを聞いてくれなくて。真面目なレッドくんと素直になれないブラックくんの対比も楽しい、みやにしたつやの乗り物絵本第2作。
内容説明
「ブッブ～、いってきまーす」ちっちゃなトラックのレッドくんとブラックくんが、ぶたさんににもつをとどけるためにしゅっぱつ。うまくはこべるかな？やまかじがあったり、はしがこうじちゅうでうみをわたれなかったり…。それでも、であったみんなにたすけてもらいながらがんばります。ハラハラドキドキしたあとに心があったかーくなる、大人気作家が描く、乗り物絵本。
著者等紹介
みやにしたつや［ミヤニシタツヤ］
１９５６年静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。『きょうはなんてうんがいいんだろう』で第３０回講談社出版文化賞絵本賞受賞、『大きな絵本・にゃーご』で第３８回造本装幀コンクール展・読書推進運動協議会賞受賞（以上、鈴木出版）。『ふしぎなキャンディーやさん』（金の星社）で日本絵本賞読者賞受賞。主な作品に、『おまえうまそうだな』（けんぶち絵本の里大賞受賞）他の「ティラノサウルス」シリーズ（ポプラ社）、『パパはウルトラセブン』（けんぶち絵本の里大賞受賞）他の「ウルトラマン」シリーズ（学研）、『うんこ』（けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞受賞、鈴木出版）など多数ある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よんよん
32
レッドくんが今回はブラックくんと一緒にお仕事。ブラックくんは素直になれない。でも仲間に「すごいね」と言われて照れながら、憎まれ口をきいてしまう。そんな人いるよね〜。ブラックくんのいいところをちゃんと認めてあげる人に囲まれているのって幸せだね。2018/06/30
りーぶる
26
ブラックくん、行動がちょっとブラック。根はいい子（トラック）なんだろうけど、色々暴走している気がしてハラハラ。レッドくん、良くキレなかったな(´・ω・｀)そして、こんなブラックくんに荷物の配達を頼むとか無鉄砲もいいところ。乗り物大好きな娘は色んな乗り物が出てくるので楽しそうです。（2歳8ヶ月）2019/03/20
あーちゃん♪
25
何げに色々な種類の乗り物がでてきて楽しめた。何故かもちが木を指して「こわい」と言うのが意外だった。意味は分かっていないのかもしれない。私が一番気になったのは狸と豚の意表を突くスマートさだった（笑）。2014/03/09
遠い日
13
いばりん坊のトラック、ブラックくんが、次第に相棒として働くレッドくんのことばを受けいれていくようすが、ほほえましい。なかなか素直になれなくても、心の中では謝ったり、考えを直したりしている人って、いますね。不器用な態度しかとれなくても、がんばる気持ちとお互いを認めあう気持ちがあれば、大丈夫。2015/02/18
gerBera．m
12
201304初版★トラックシリーズ第2弾。豚さんの家を建てるため、レッド君とブラック君が荷物を届ける話。途中でスピードの出しすぎで怒られたり、荷物を落としちゃったりと、トラックあるあるネタ？を織り込みつつ、トラックにも性格があるところがかわいらしく、車好きの子には特にお勧めな一冊。2015/10/27
