内容説明
「はるですよー。おきなさーい。」かえるのおかあさんが999ひきのきょうだいたちをおこします。でも、あれれ?なんどかぞえても998ひき。おおきいおにいちゃんは、やっぱりねぼすけで…。
著者等紹介
木村研[キムラケン]
1949年鳥取県生まれ。児童文学作家。おもちゃ・遊びの研究家としても活躍している。日本児童文学者協会会員
村上康成[ムラカミヤスナリ]
1955年岐阜県生まれ。創作絵本、ワイルド・ライフ・アートなどで独自の世界を展開する自然派アーティスト。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、BIB世界絵本原画ビエンナーレ金牌、日本絵本大賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
38
図書館本。春が来て、冬眠から覚めたのですね。カエルのお母さんが999匹の兄弟を起こします。「春ですよ~おきなさ~い」あちこちからもこもこもこと・・・998匹。いちばん上のお兄ちゃんは寝坊でマイペース。お母さん999匹数えるの大変ですよね。じっとしてくれないでしょね。カエルがいっぱいで可愛い絵本です。2023/07/17
chiaki
32
冬眠中の兄弟かえるたちに、春の訪れを知らせるお母さんがえる。一作目同様やっぱり一匹お寝坊さんが…笑 999ひきの兄弟かえるたちは、外の世界へお寝坊さんたちに春を告げに回ります。カメ、とかげ、テントウムシ…最後に起こしたのは…!?笑 春にぴったり。3歳からの幼年さんに読んであげたい1冊です。2021/03/31
くぅ
19
春の絵本。たくさん兄弟がいると、成長が早い子も遅い子もいるよね。なんだか楽しく嬉しくなる絵本。(4歳10ヶ月)2022/03/15
ゆきのひ
13
最後のオチ、おにいちゃんガエルにゲラゲラ笑った三男。春が待ち遠しいですね〜。2016/03/09
カッパ
12
春のお話です。おねぼうさんの大きいおにいちゃんを中心にいろんなおねぼうさんを起こします。蛇には食べられたら怖いなあ。1歳5ヶ月の息子さんにはまだ文字が多かったな2020/09/01