著者等紹介
なすだみのる[ナスダミノル]
那須田稔。1931年静岡県浜松市に生まれる。幼少年期を満州(中国東北部)ハルピンで過ごす。東洋大学文学部国文科を経て、愛知大学中国文学科中退。「ぼくらの出航」(講談社)で、講談社児童文学新人賞、「シラカバと少女」(実業の日本社)で日本児童文学者協会賞、サンケイ児童出版文化賞、「おとぎばなしシリーズ」(盛光社)で毎日出版文化賞を受賞
吉田稔美[ヨシダトシミ]
1961年兵庫県西脇市に生まれる。大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。日本出版美術家連盟会員。御茶の水美術専門学校非常勤講師、東洋美術学校客員講師。1999年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2000年ボローニャ2000ブルーノ・ムナーリに捧げられたミレニアム展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
29
図書館本。海で見つけたうずまき貝。その中にいた不思議なむし。貝はロケットになり宇宙へ。ドキドキハラハラの展開。おじいちゃんは果たしてどこまで関わっていたのかな。不思議なままでの終わり方でした。2024/01/13
詩 音像(utaotozo)
20
新しくできた図書館内にサイレント・ルームなる、静かに読書したい人用のガラスで仕切られた静かな一角があり、入ってみたら壁面の書架が郷土出身作家のコーナーになっていた。まず読むべきは、吉田稔美先輩が絵を描いた本、と手に取った一冊。先輩との縁には何と言ってもSFありきなので、タイトルに「ロケット」とあるだけで、これだ!という気になった。2015/11/11
遠い日
11
夏の海辺のファンタジー。渦巻き貝幻想。不思議な世界に浸るときの心の高揚が感じられる。夏、海、青……それらが印象的なお話。2015/10/12
亮さん
5
うずまき貝のロケットで冒険する。途中でサメに襲われたり、氷にぶつかったりしたけれど最後は無事に元の海岸に戻れました。よかったね。2016/07/30
ととろ
4
なすだみのるさんって、有名な方なのでしょうか?わざわざ「那須田稔の・・・」と題名があるのですが。絵は他の方が描いていて、はっきりしていていい感じなんですが、肝心のお話はいまいちでした。2012/10/27