革命とサブカル―「あの時代」と「いま」をつなぐ議論の旅

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  • サイズ B6判/ページ数 517p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865651300
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0036

出版社内容情報

『機動戦士ガンダム』の安彦良和渾身の1作!「全共闘時代」を総括し「いま」を生きるための思考を同時代の当事者たちと本格的に検証『機動戦士ガンダム』の 安彦良和 渾身の1作

何が終わり、何が終わっていないのか? 「ガンダム」をはじめ古今東西の歴史を対象とする壮大なマンガ作品のなかで、時代と社会に翻弄される人間を描きつづける安彦が、あらためて「全共闘時代」を総括し、「いま」を生きるための思考を全面展開する。……「連赤」「社会主義」「歴史を描くということ」

昨年の自伝的話題作『原点THE ORIGIN』では語りつくせなかった問題を、同時代の当事者たちと本格的に検証。……「新左翼のサブカル性」「連赤とオウム」「国体」「アメリカ追従」「天皇制のオリジン」

ほぼ1冊分の書き下ろし+60年代末弘前大学全共闘に関係した人々(連合赤軍、安田講堂占拠メンバー、演劇集団、当時は対立者)との対話+サブカル研究者との対話で構成

《アナクロな左翼本》を一撃の下に粉砕

[対話]

青砥幹夫氏(元弘大全共闘/連合赤軍)◎弘前から赤軍派へ――「戻れない」という感覚

植垣康博氏(元弘大全共闘/連合赤軍)◎連合赤軍の「語り部」の現在

西田洋文氏(元弘大全共闘)◎土佐の人間はね、人を見て決めるんだよ

日角健一氏(元弘大全共闘)◎「時代の申し子」だったかな

工藤敏幸氏(元弘大全共闘)◎ふり返らない「生き方」

鎌田義昭、鎌田かな子、須藤幹夫氏(元演劇集団「未成」)◎「とんがった」存在の意味

蟻塚亮二氏(精神科医)との対話◎弘大出身精神科医のラジカルな行動と意見

氷川竜介氏(アニメ研究家)◎サブカルの行方――アニメを中心に

安彦 良和[ヤスヒコ ヨシカズ]
著・文・その他

内容説明

漫画家・安彦良和が全力で問う!「あの時代」を徹底総括することによってはじめて見えてきた「現代という時代」。弘前大学全共闘に関係した人々(連合赤軍、安田講堂占拠メンバー、演劇集団、当時は対立者)+サブカル研究者との白熱の討論を完全収録。

目次

第1部 対話(青砥幹夫氏(元弘大全共闘/連合赤軍)との対話
植垣康博氏(元弘大全共闘/連合赤軍)との対話
西田洋文氏(元弘大全共闘)との対話
日角健一氏(元弘大全共闘)との対話
工藤敏幸氏(元弘大全共闘)との対話 ほか)
第2部 論考(『1968』の「革命」;革命とサブカル;「今」を考える;天皇制の「オリジン」;「サブカル屋」の現場から)

著者等紹介

安彦良和[ヤスヒコヨシカズ]
1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やさぐれパンダ

20
前半と後半での感想が 天地の差。前半の 弘前大学同窓生のとのインタビューは それなりに面白い。 連合赤軍に行って 獄中20年の植垣 青砥両氏とか安田講堂に入ってしまった人たちとかは 面白かった。 弘前大学などという 地方二流大学から 安田講堂にこもっていたという事実を初めて知った。 翻って 第二部の「論考」は 退屈この上ない。 氏の戯れ言をただ 並べるだけで読むのが 時間の無駄だった。(-_-;)2023/03/05

緋莢

18
図書館本。学生運動をしていた著者が、当時関係していたメンバーと討論することで、総括し、〝現代”について考えた本。第一部が対話、第二部が論考となっています。正直、当時のメンバーとの対談はあまりピンと来ず(申し訳ない)、アニメ研究家・氷川竜介との「サブカルの行方――アニメを中心に」が印象に残りました。<アニメは癒されるための道具、というものの見方が支配的になった>、<「葛藤」は 極端に拒否される>というのは、なるほどな、と(続く 2019/08/12

nishiyan

12
かつて弘大全共闘の一人として学生運動をしていた安彦良和氏がかつての同志との対話と安彦氏による論考の2本立てで「革命とサブカル」を読み解く評論集。「革命」の部分である元弘大全共闘メンバーとの対談はイマイチだったかな。恐らく当時の学生運動・新左翼運動の知識があまりないからだろう。「サブカル」の部分である氷川竜介氏との対談は読み応えがあった。「セカイ系」から「なろう系」へなぜ「なろう」が受け入れられたのかなどかなり刺激的な発言はあるものの読んでいて腑に落ちた。論考は安彦氏の考えを改めて把握するのに役立ったかな。2019/10/29

furu_sato_sf

5
一度読んだだけでは、理解できない部分や納得できない部分も多々あるが、著者が過ごした”革命”の時代を”サブカル”の時代を通してみるという試みについては、興味深くも感じる。個人的興味深かったのは著者と氷川氏との対談で語られている、”革命”から「セカイ系」への流れと、 とそれが衰退していく過程の話。確かに小さなな関係性が、「世界の危機」や「この世の終わり」に直結していくという意味では、”革命”の時代に生きた若者にもそのような意識はあったのかもしれないが、葛藤を好まない現代においては、それが流行ることはない。2022/03/20

Junichi Kitazawa

5
いまのうちに読んでおくべきだと思ったのだけど、読んでよかった 当時の関わり合いや現政権への評価とか今の行き方とか様々な人たちの声が収録されてて響く2019/04/14

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