内容説明
ゾウアザラシのゼレファントから「海坊主が出る」との連絡を受けて、ウルメルたちティティブー島の一行は海底探検に乗り出す。深い海で見つけたものは、不思議な古代生物だった―。現代ドイツ最大のユーモア・ファンタジー。
著者等紹介
クルーゼ,マックス[クルーゼ,マックス][Kruse,Max]
ドイツを代表する児童文学者。1921年、著名な人形製作家ケート・クルーゼを母に、バート・ケーゼンに生まれる。ヴァイマールの高校を卒業後、イエーナ大学に進学するが、第二次世界大戦で中途退学。戦後はミュンヘンへ移住。子供の本の執筆を始める。代表作ウルメル・シリーズを始めとして、『ドン・ブレッヒ』(ブリキ伯爵)など数多くの著作があり、世界各国の言葉に翻訳されてひろく親しまれている
加藤健司[カトウケンジ]
1963年埼玉県生まれ。1993年慶応義塾大学文学研究科博士課程単位取得退学。専門はドイツ文学、比較文学。元洗足学園魚津短期大学専任講師。現在、富山大学、金沢大学、富山国際大学などで非常勤講師(ドイツ語、国際文化論)を務める
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