夏の花たち―ヒロシマの献水者・宇根利枝物語

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  • サイズ B6判/ページ数 169p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784893173249
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

1945年8月6日、広島・原爆の日に全身を焼かれ水を求めて亡くなった20万人の犠牲者の霊を慰めようと、平和を祈り50年間も各地の慰霊碑に献水をしてきた宇根利枝さんと、その志を受け継ぐ若い人たちの愛の物語。

目次

平和公園のベンチ
献水供養
灯篭流し
小さな命の輪
教順寺・観音様の滝
水を、水を
似島にて
ほほえみ賞
絵を描く少女
谷青年
葵の花祭り
平和の池にて
ゆきの詩のノート
ミズヲ下サイ
宇根さんへ
祖母への手紙

著者等紹介

鈴木ゆき江[スズキユキエ]
1942年3月29日、静岡県に生まれる。静岡県立保育専門学院卒。1995年、第1回「熊野の里児童文学賞」入選。1997年、「なの花チャイム」(ひくまの出版)で第5回「遠鉄ストア童話大賞」受賞。2003年「夕日が丘のサン」(ひくまの出版)で「日中友好児童文学賞」大賞、「百音の序曲」で第6回「伊豆文学賞」優秀賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

9
広島の語り部 宇根利枝さんのおはなし。被爆したあと「水をください」と言いながら亡くなっていった方々に水を飲ませてあげられなかった、と戦後50年近く120か所もの原爆慰霊碑に水をそそいでこられた方です。2018/10/03

あさみ

4
原爆慰霊碑にお水を供え続けているおばあさん。あの日、水を欲しがっていた瀕死の人達に、飲ませると死んでしまうからと飲ませることができなかったことを悔やみ、お供えを続けている。そのおばあさんと、中学生の女の子ゆきが出会い、少しいじけていたゆきの心がほどけていく。おばあちゃん子のゆきがいじらしく、ゆきの成長も描かれた物語。2014/05/20

ochatomo

1
献水者・宇根利枝さんとその志を継ぐ若者たち 2004刊2007/04/27

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