内容説明
これは、全国ただ一人の全盲の普通中学教師河合純一が、2000年秋、シドニーのパラリンピック日本選手団主将として、また、ブラインド(視覚障害)の水泳アスリートとして出場、数々の困難を乗り越え、バルセロナ、アトランタに続いて見事に金メダルに輝くまでの軌跡を綴った感動の記録である。純一先生は、生徒たちに励まされ、生徒たちの熱い心と共に泳ぐことで「夢」を達成した!涙の「金メダル物語」。
目次
第1部 ぼくは今、星のように輝いているか?(プラスに向かっていく;授業を選択する;生徒たちに伝えたいメッセージ、ありますか? ほか)
第2部 みんなでガッツポーズを!(純ちゃんのシドニーまで、あと、何日?;ある日、思いがけない電話が…;夕日がきれい、明日も天気 ほか)
第3部 生徒たちの金メダル(選手村にて;自分を信じて泳ぐこと;だれでも、心のなかに夢がある! ほか)
著者等紹介
河合純一[カワイジュンイチ]
1975年4月、静岡県浜名郡舞阪町に生まれる。先天性ブドウ膜欠損症という目の病気で生まれつき左目の視力がなく、中学三年で右目の視力もなくなった。筑波大学付属盲学校、早稲田大学教育学部と進んだ。1998年4月、母校の静岡県浜名郡舞阪町立舞阪中学の社会科教師になる。1992年、バルセロナパラリンピック競泳100、50メートル自由形で銀、1996年アトランタパラリンピック競泳100、50メートル自由形で金メダル。2000年、シドニーパラリンピック日本選手団主将。50メートル自由形、400メートルメドレーリレーで金メダル
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