ウトナイ湖―サンクチュアリ物語

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  • サイズ B6判/ページ数 211p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784893172563
  • NDC分類 K488
  • Cコード C8095

内容説明

野鳥や自然への深い愛を描く感動の本!!日本最初の野鳥の聖域(サンクチュアリ)である北海道のウトナイ湖の美しい自然と、そこに生きる鳥たちを守るために活躍した青年レンジャーのロマン溢れるドキュメント。

目次

プロローグ 小さな命を守る意志
1 いのちのはばたき(小さな抵抗;ぼくらは森林警備隊;ゴミひろいマシン ほか)
2 波光る、ウトナイ湖(出発;ウトナイ湖の日々;キタキツネの小径 ほか)
3 野鳥の聖域を守る(コウノトリ発見;アメリカへ!;ラムサール条約と、長女の誕生と ほか)
エピローグ 新しい世紀は環境の世紀

著者等紹介

大畑孝二[オオハタコウジ]
1959年、岐阜県瑞浪市に生まれる。1974年日本野鳥の会岐阜県支部に入会。以後、カスミ網による密猟の問題に携わる。1982年、愛知大学法学部卒業と同時に日本野鳥の会職員となる。1983年、日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリレンジャーとなり、環境教育や野鳥調査、千歳川放水路計画などの環境問題やウトナイ湖のラムサール条約登録(1991年指定)に取り組む。1995年、石川県加賀市鴨池館に転任。その後、1997年、ナホトカ号重油流出事故において水鳥保護に従事する。1999年、ヒシクイの標識付け調査参加のためロシアカムチャツカに1ヵ月滞在。主な著書に『ぼくは野鳥のレンジャーだ』(ひくまの出版社)写真集『ウトナイの四季』(北海道新聞社)
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感想・レビュー

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翔亀

41
写真集「ウトナイの四季」で私を驚かせたウトナイ湖サンクチュアリのレンジャーの自伝的著作。少年の時からの鳥との出会いから始まり、日本野鳥の会に就職してすぐにウトナイに赴任してレンジャーとしての日々の様子が語られる。鳥との付き合いは興味深いが、やはり開発圧力に抗したウトナイ湖の保全への尽力が印象的だ。苫東開発に抗して日本初のバードサンクチュアリの設立は募金(1億円)に支えられたこと(1981)、にもかかわらず新たに千歳川放水路計画(総工費2000億円)により存続の危機に立たされたこと(1982)。当時を振り↓2015/03/29

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