内容説明
パパはまいにち10にんのこどものせわでめがまわりそう。ある日、ひとりでふねにのってたびにでることにしました。でも…、パパはたのしくありません。どうしてでしょう…。ヴリュッセル賞、サン・ポール・トロアシャトー賞、ドローム青少年図書展ピチョー賞受賞。
著者等紹介
ゲッティエール,ベネディクト[Guettier,B´en´edicte]
1962年パリに生まれる。高等専門学校で、85年に応用芸術科を、さらに2年後にグラフィクアート科を修了し、子どもの本の世界へすすむ。ウイットにとんだイラストと文章が子どもたちの人気をあつめる。今、フランスの女流作家として、もっとも注目されている一人である。本作品で、1999年に、ヴリュッセル賞、サン・ポール・トロアシャトー賞。また、ドロームの青少年図書展でピチョー賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
15
お父さんの苦労と活躍に驚異を感じました。 お母さんはどうしたの? でも、この大変さが日常になってしまったら、たまの息抜きも寂しさを感じてしまうのでしょうね。 この絵本を見たら、多少の家事参加はしないといけないですね。2019/09/07
Squirrel
9
しっちゃかめっちゃかな内容なのかなぁと思っていたら、特別なことはなくて、子育ての経験者にはじわじわと感じる内容でした。そうね、そうねとうなずきながら、子育て現在進行形な私ももうちょっと頑張るかと思いました。子育てはしんどい時もあるけれど、やっぱり子どもはかわいいということにつきます。2010/11/17
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
一人で10人の子供の面倒をみるお父さんのおはなし。一人になりたくなっちゃって…。2019/05/31
喪中の雨巫女。
7
《図書館-通常》頑張って子育てするお父さん素敵。2018/11/23
けんちゃん
7
図書館で。10人の子育てを一人でこなすパワフルパパ。子どもから離れて一人になりたい気持ちには、共感、でも子どもがいないとやっぱり変な気持ち、にも共感。すべての子育て奮闘中の方へのエールを感じる絵本です。子どもたちが十把一絡げ的に描かれているのに、全然気にならないのが、また面白いところです。2010/11/19
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