内容説明
オーバーなんかきないで、あそびにいこう。パパのだいくどうぐで、あそんじゃおう。おふろなんかはいらないよ。ケーキもぜんぶたべちゃおう。だって、ぼく、そうしたいんだもん!でも、そんなことしたら、あとでたいへんなことになっちゃった!なんでもかんでも、すきなことばっかりするのがいいとは、かぎらないみたい。そうじゃない、ウッキー。
著者等紹介
ビーリンスキー,クラウディア[Bielinsky,Claudia]
1954年、アルゼンチンのブエノスアイレスで生まれる。ブエノスアイレスの美術大学を卒業後、画家として活躍。アメリカ、フランスで個展を開く。現在、パリに住む。これまでにアルゼンチン(スードアメリカーナ社)ギリシャ(オペラ社)フランス(ミラン・プレス社)などで出版している
那須田淳[ナスダジュン]
1959年、静岡県浜松市に生まれる。早稲田大学卒業後、児童文学作家として活躍。現在、ベルリンに住む。主な著作に絵本『まほういぬサンタ』『ちいさいしょうぼうじどうしゃウータくん』(ひくまの出版)『おれんちのいぬチョビコ』(小峰書店)。少年小説『おれふぁんと』(講談社)『グッバイ・バルチモア』(理論社)。童話『ボルピィ物語』(ひくまの出版)などがある。また、翻訳も『ちいさなちいさな王様』『キリンと暮らす、クジラと眠る』(講談社)など多数ある
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感想・レビュー
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遠い日
11
わがままと知っていながら、やってみる子ども。どこまで許されるかという大人との駆け引き。そして、わがままの後に出来する困ったこと。これを学びながら、子どもはわがままのバランスを知っていく。わがままウッキー、かわいいな。2015/06/20
読み人知らず
1
いろいろわがまましてみて、体験していく。これがやっぱり大事だと思うよ。体験学習。2007/10/21
猿田彦
0
犬のウッキーは自分のしたいことだけをやってママの言うことは聞きません。ウッキーのわがままと、わがままを通し困ってしまったことが見開きの左右にあって小さい子でもわかりやすいですね。2016/10/26