内容説明
森の中の音楽図書館にはハルおばあさんのふしぎなオルガンがあります。そのオルガンをぬすみだそうとどろぼうのビビとベソがしのびこみました。すると…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
小学校3年生の『読書カードを作ろう』の単元で、伝記絵本と物語絵本(秋に絞って)から1冊づつ読めるように選本し、授業時間にブックトークしました。 2020/11/04
Naomi
14
ミドリノ村の音楽図書館にある、古い足踏みオルガン。温かいオルガンの音色が聞こえてきそうです。この「人をしあわせな気分にするまほうのオルガン」を求めていろんな人がやってくるので、ドキドキしましたが、根っからの悪い人は出てきませんでした。この著者なるみやますみさんは、阪神大震災で亡くなったとのことで、とても残念です。他の作品も読んでみたいと思いました。2014/12/05
anne@灯れ松明の火
13
読友さんご紹介。ほのぼのとした良いおはなし。……なのだが、「これで終わり?」「途中、ページが取れて、抜けてるんじゃない?」と、真剣に思えて、カウンターのお姉さんに質問。枚数を数えたお姉さんに「抜けてないと思いますが」と言われてしまった。恥ずかしい~(>_<) それでも、どこかに納得できない思いがあって、他館に行った時に確認。……抜けてなかった(^_^;)ううむ。読解力がなさすぎか……2014/12/05
遠い日
6
ミドリノ村の音楽図書館にある古いオルガン。ハルおばあさんが赤ん坊のころからいっしょのオルガン。その古さと音色で有名になってしまって起きたひと騒動。それ自体が魂を持つかのようなオルガンが、奇跡を起こす。誰でも、思いきり歌い楽しんだあとは、なんだか幸せを感じるものかもしれない。2014/11/15
ヒラP@ehon.gohon
4
ハルおばあさんのオルガンは、誰もかも幸せにしてくれる魔法のオルガンです。 盗もうとしておばさんの家に入り込んだ泥棒たちも、とても幸せになりました。 のどかさのある絵本で、とても気持ち良くなりました。 これもオルガンのおかげでしょうか。2015/06/06