出版社内容情報
やあひさしぶり、不思議な絵童話、第3弾!あるひふと、おもったんだ。「し」をかいてみようかな、って。ろうどくかい「し」をひろうした、たまご。よみおえるとたのんでもいないのに、みんながかってにかんそうをいいはじめ…
【目次】
第1話あたらしこと、第2話みのむし、第3話みんなのまえで
内容説明
ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞作家、しおたにまみこの絵童話第3弾!いけすかない?うらやましい?はじめてのこの気もちはいったい何?
著者等紹介
しおたにまみこ[シオタニマミコ]
1987年、千葉県生まれ。女子美術大学工芸学科卒業。はじめて制作した絵本『やねうらおばけ』で、2014年第15回ピンポイント絵本コンペ優秀賞を受賞し、絵本作家となる。繊細な鉛筆画で描き出す独特の世界が、読者を引きつける。初の絵童話作品となる『たまごのはなし』(ブロンズ新社)で、第28回ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、第27回日本絵本賞大賞他数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
138
シリーズ第三弾、しおたにまみこ、4作目です。相変わらずシュールでシニカルな不思議な世界、素人、特にたまごは、詩に手を出してはいけません(笑) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000054216.html2026/07/01
ワッピー
24
あのたまごがまた帰ってきた!ワッピー的にはそこまで歓迎ムードではありませんが、この蒸し暑い気候のなかで悪くなってもイカンだろと思い、手に取りました。今回はなんと「し」を書いてしまったたまごの内面をクローズアップ。初めて家を出て外の世界を歩いた興奮、そして自分の中から生じた言葉を他人に開示する体験=第三者に評価されるという大冒険で、半ば身内のマシュマロには強くでられても、ろうどくかいの面々には拗ねて、嫉妬と対抗心を燃やすも、緊張に耐えられず。とうとう他を意識する発達段階になったのかな?独特の目の描写は健在。2026/07/12
高宮朱雀
15
相変わらず皮肉屋なたまご。今回は【初めて】を探し、出会う事だけでなく、そこで、これまで気付かなかった新しい自分の事や感情を知るという感じ。 詩を書くって難しい事だと個人的には思う。自分の思うままに言葉を選び、書き連ねて行くだけとは言え、些細な事でニュアンスが変わるなんて多々ある。また、読み手の捉え方で広がって行く世界観がある。面白さとの反比例は刺激だ。2026/06/21
イカまりこ
8
今回もたまごの本音を感じるお話だった。児童書だし絵本だし、楽しいことワクワクすることがテーマになると思うじゃん。だけどこのシリーズはそういうキラキラしたのじゃないんだよね。誰でも腹の中に燻って隠してるものを、たまごが吐き出してくれるから、読むとスッとするっていうか、共感できる。今回のたまごは嫉妬にモヤモヤ。明確に嫉妬に気づくでもない微妙な苛立ちをいろんな言動で表してくれる。本当に素直で正直な奴なんだよなぁ。引きこもるみのむしも、上から目線の朗読会メンバーも、怠惰なふりして優しいマシュマロも、みんないい奴!2026/07/04
弥都
5
たまご、「きんちょう」を知る。あたらしいことに挑戦するときはそんなもんさ。マシュマロに詰め寄るたまごがかわいい。ハンモックにすわったたまごもかわいい。楽しかった。2026/06/17
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