出版社内容情報
シリーズ第4弾!いよいよ完結。「おそろい」って、だいすきなひととずーっといっしょにいるみたい!なつのあさです。せみのなきごえで目をさましたさきちゃん。「あーそーぼー」と、すりちゃんがやってきました。あさがおで色水をつくったり、ひまわりばたけでおいかけっこ!たっぷりあそんださきちゃんとすりちゃんが木かげでやすんでいると、おばあちゃんからしましまの布が届きました。さきちゃんはいいことを思いつき、ふたりでしたてやのミコさんのお店にむかいます。
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
作家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞など受賞多数。あたたかく懐に入ってくる美しい言葉に定評がある
布川愛子[フカワアイコ]
画家、イラストレーター。東京芸術大学卒業後、広告、雑誌などで活躍。National Gallery Singaporeのオリジナルグッズのイラスト制作、個展などの海外の仕事も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
137
おようふく絵本シリーズ第4弾、今回は夏、春夏秋冬コンプリートです。おそろい(ペアルック)はテンション上がりますよね。若かりし頃、彼女とペアルックを着たことを想い出しました(笑) https://www.bronze.co.jp/books/9784893097354/2024/05/30
ままこ
66
夏の楽しみがたくさんつまってる。夏の音や香り。子供の頃の夏の記憶がよみがえる。さきちゃん、すりちゃん素敵なおそろいが出来てよかったね。さすがミコさんセンスがいい。ラストのおばあちゃんとのスリーショットがほのぼの素敵。2024/07/31
anne@灯れ松明の火
22
絵の布川愛子さんSNSご紹介。隣市新着棚で。シリーズ4。春夏秋冬ひと巡りして、完結。ちょっと寂しいな。さきちゃんに、おばあちゃんから、素敵な布が届いた。すりちゃんと「おそろい」の服を作ってもらおう。ミコさんのお店に行くと、2人の気分に合わせて作ってくれると言う。「夏の音って どんな音? 匂いは?……」ミコさんの質問に、それぞれの言葉できちんと答える。これ、簡単そうで、難しいよ。さすが石井さんの作品。ふたりの気分を受けとめたミコさんはどんなおそろいを作ってくれたかな? おまけもお楽しみに、読んでみて!2024/06/19
退院した雨巫女。
13
《本屋》父が洋服屋さんだったから、洋服は手作りでした。父が、母と私と妹とリカちゃん人形を同じ生地で似たデザインで、作ってくれました。2024/05/30
ユウティ
6
癒し〜。春夏秋冬のラストは夏。朝顔とひまわりが素敵。2人がいろみずを作るところなんかは、色水ー!と懐かしくて盛り上がった。ミコさんは2人が感じる夏の音や匂いや空、おそろいを尋ねてお洋服を作ってくれる。このへんがすごく絵本ぽいなあとあたたかい気持ちになる。はー可愛い。ずっと読んでいたい。2024/08/07