出版社内容情報
みんなのにいちゃんカエル、大奮闘!たくさんのきょうだいのめんどうをみて、へとへとになったにいちゃんカエルがみたゆめとは!?
内容説明
にいちゃんカエルが大奮闘!リンドグレーン記念文学賞受賞作家、ペク・ヒナの絵本。
著者等紹介
ペクヒナ[ペクヒナ]
絵本作家。自称人形いたずら作家。1971年、ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。人形制作、セット、撮影をひとりでこなし、独特のファンタジー世界をつくり出す。本書はアニメのセル画手法を用いて制作。韓国でもっとも注目される絵本作家。『あめだま』で第24回日本絵本賞の翻訳絵本賞と読者賞をダブル受賞。2020年、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
絵本作家。1961年、大阪生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、絵本デビュー。独特のタッチとユーモアあふれる作風で、あたたかな世界を描く。日本でもっとも注目されている絵本作家。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で第13回日本絵本賞、第57回小学館児童出版文化賞受賞。『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)で第7回MOE絵本屋さん大賞第1位。絵本の翻訳も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
172
ペク・ヒナ、4作目です。弟、妹思いのカエルのお話、主人公のカエルがみた夢は、カエルではなく人間の夢のような気がしますが(笑)🐸🐸🐸 https://www.bronze.co.jp/books/9784893097316/2024/04/30
KAZOO
109
いつもながら年寄りの私でも楽しませてくれる、ペク・ヒナさんと浪花弁が楽しい長谷川さんのコラボ作品です。今回は一足さきにカエルになった主人公とまだオタマジャクシの弟妹たちの話で、カエルの兄が餌(ハエ)を取ってあげる話です。疲れてしまい眠りの中でのごちそうがおいしそうです。ここにもヤクルトが登場します。2024/07/29
とよぽん
70
ペク・ヒナさんの新刊。でも、韓国では2014年に出ている絵本。カエルのおにいちゃん、弟妹たちのために虫を捕って大活躍そしてグロッキー。絵が涼しそうで水の感じがよく表されている。「ゆめのごちそう」って、そういうことか!しかも、またまたヤクルト登場。韓国でヤクルトは子どものごちそうの一つなのかしら。2024/06/14
花ママ
51
ペク・ヒナさんの絵本が大好きです。今回の主人公は、かえるの兄さん。ギョロ目で歯がむき出しの表紙が、読む前からインパクトを与えます。兄さんは、オタマジャクシの弟妹?!の頼みに応えようと大活躍。で、ヘトヘトにくたびれて見た夢が笑えました。とにかく兄さんは頑張り屋さんで、弟妹思いなのです。2024/08/04
天の川
51
今回のペク・ヒナさんの絵本はセル画を何枚も重ねる手法でつくられているそう。ハスの葉や水草が夢の中のようで綺麗。少し早く生まれた兄ちゃんカエルがお腹を空かせた弟妹のオタマジャクシたちのために大奮闘。「しゅわっちょ、はっ!」長谷川さんの大阪弁での翻訳がリズミカルで楽しい♪にいちゃん、かっこええわぁ♡憧れの目で見つめるオタマジャクシたちも可愛い(≧◇≦)2024/07/30