出版社内容情報
おとずれるのは、やわらかで愛おしい時間。ちいさいまどからやってくる、ちいさいあのこ。トントン、トントン、こんにちは。ちいさなラッパ、ちいさなおさかな、へんそうようのおひげ・・・いろんなものをもってやってくる。ときには、いたずらしたりして!ほら、またあのこがやってきた。
著者等紹介
樋勝朋巳[ヒカツトモミ]
1969年、長野県生まれ。多摩美術大学卒業後、デザイン会社を経て銅版画の制作をはじめる。1998年、ボローニャ国際絵本原画展入選。『きょうはマラカスのひ』(福音館書店)で第19回日本絵本賞大賞受賞。小さな心の機微をユーモラスに醸しだす作品で人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
60
小さいあのこ。いつも窓からやって来る。持って来てくれるものも全部小さい😊ある日、お友達のカール君を連れて来てくれた。カールした毛とおひげをもらった(笑)で、今日はおいもを持って来てくれたよ🍠この作家さん、本当に大好き💕2024/04/06
ぶんこ
54
トントントン、小さなあの子が今日も来てくれました。今日は何を持ってきてくれたのかな。来ない日もあるからか、小さな窓からのトントントンが待ち遠しい。絵も明るくて可愛い。一緒にホットケーキも食べられて、すてきな一日。心が和みました。2023/05/31
よこたん
45
“ちいさい あのこは いろんなものを もってやってくる。あのこが もってくるものは みんな ちいさい。” どこからやってくるのかな、あのこ。ちいさいというだけで、かわいい♪となるのはなぜだろう。樋勝さんの優しい世界。なのに、最初に手に取った『きょうはマラカスのひ』の独特なムズムズするこそばゆいムードが頭から離れなくて、どこか物足りない気分になってしまう私。一緒にやってきたおともだち、モジャモジャ頭でタイツ姿。期待したけど、おとなしかった。あやしい踊りなどしてほしかったー。うちにも遊びに来てほしいな。2022/10/10
ヒラP@ehon.gohon
30
あの子は一体誰でしょう。 毎日やって来る小さなあの子は空想の人? 読み取り方で、寂しい絵本であったり、夢のある絵本だったりする絵本です。 かわいい絵だけに、ちょっと考えてしまいました。 現実感との接点も欲しいですね。2023/06/05
anne@灯れ松明の火
25
出版社SNSご紹介。樋勝さん新作♪ 新着棚で。小さな窓をトントントントン。小さなあの子がやってくる。小さな何かを持って、やってくる。小さいものって、小さいというだけで、かわいい♪ 変装した姿にはぷっ♪ 最後のページに、あ! あの子って、そうだったのかな。2022/09/26
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- 和書
- 直線の死角 角川文庫