6Bの鉛筆で書く

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784893097033
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

五味太郎のESSAY&PHOTO。書くこと、そして撮ること。「6Bの鉛筆で書く手紙かな」いつも五味太郎の傍らにある、6Bの鉛筆。ある時ペンで書くべき手紙を、鉛筆で書いたことにふと気づいて詠んだ俳句です。その鉛筆で書き下ろした、作家が見てきた世界、画家だからこそ気づく人生の出来事。絵本界のレジェンドによる味わい深い文章が35篇の長短エッセイに凝縮されました。世界を旅して撮りつづけてきた写真50点を収録。

目次

遠くの音
歌舞伎
音楽と絵
蕪村
身体
写真機
抗う
S.モンク
おばさん
美しい風景〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

149
五味太郎さんの写真とエッセイ。こんなご時世だからか、上品で強烈な皮肉がしっくりストンと私の心に響いた。 世界中を旅して撮った写真も良い感じ。特に好みは『抗う』『訓話』『講演会』『拘る』そして『なにしろ 面白い···』2022/03/20

buchipanda3

113
絵本作家の五味さんのフォト&エッセイ集。滑らかな口調、さらさらと心地よく奏でられる言葉は、余計なことを考えずにそのまま受け止められる。五味さんの目線は、目の前のものをあるがままに見る、何ごとも装飾は全部取っ払って丸裸にしている感じ。それまで見ていた当たり前のこと普通のことが朧げになってくる。何だか正体見たり、なんて思えた。そういえば鉛筆って使わなくなった。だから鉛筆削りも使わない。筆箱に忍ばせていた小型の物が懐かしい。写真は昔話、なるほどなあ。そして止まって見える風景の中で風の静けさを見つけたいと思った。2022/06/30

アキ

109
絵筆を持って絵本の絵を描くように、6Bの鉛筆でこの文章を横書きで書いたという。まるで脳内をぶらぶら散歩するようにあちこち飛んで脈絡もない。「そう、日常って思っている以上に不合理で不統一でかつ曖昧なのではないか、一本すっきりと通った一貫性など追い求めるべくもないんだ、そう、まさに夢のような小説のようなものなのだ、だから、途中でやめたり出来るものでもなく、それなりに続いてゆくんだろうな、などと。」文章に味があるだけでなく、海外で写したモノクロの写真がたまらなく好きだ。どうしてこうも子どもでいられるのだろう。2022/04/18

けんとまん1007

68
五味さんの視点が面白い。そうなんだあ~・・・とか、なるほどね~・・とか、ニンマリしたり。文章とモノクロの写真との組み合わせが、とてもしっくりくる。子供の視線と、少しやんちゃな視線が入り混じっているから、自分には合うのかもしれない。6Bの鉛筆って、使ったことがない。とても柔らかなんだろう。。。と想像するが、一度、使ってみようかなと思う。書く文章が、書く視線も変わりそうだ。2022/04/11

konoha

56
エッセイと旅先で撮られたモノクロの写真。昨年ドキュメンタリーを見て、五味さんがとてもかっこよくて大好きになった。歌舞伎、音楽、写真、車などをテーマにした文章は常識にとらわれない自由な発想が面白い。ゴッホの絵を観て懐かしさを覚えたり、午前中は寝る時間だから絵が描けなくて美大に落ちたり、やっぱり感性が人と違う気がする。記号化された実体のない言葉を憂い、「絵と文字、言葉は決して離れてはいけない」と言う文章の強さにはっとする。感性と知性と遊び心を備えた人。素敵。ヨコ組み、シンプルな装丁も良かった。2022/04/28

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