出版社内容情報
犬と人間の家族の泣き笑いの物語!ひとはぼくを「グスリ」とよぶんや。パンウリというおかあちゃんから4ばんめにうまれたんが、ぼくや。おっぱいからはなれたときに、ここにやってきた。おとうちゃん、おばあちゃん、ドンドン、近所に住むたくさんのきょうだいとグスリは今日も全力でつながります。『あめだま』のグスリとドンドン、ちいさい頃のおはなし。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
253
2020年アストリッド・リンドグレーン記念児童文学賞受賞ということで、久々書店で立読みしました。韓国で大人気の絵本作家ペク・ヒナ、自称「人形いたずら作家」、初読です。犬も人間も個性的でインパクトのある絵本です🐕 https://www.bronze.co.jp/books/post-190/2020/05/08
KAZOO
173
ペク・ヒナさんの犬が主人公の話です。やはり紙人形の登場人物たち(子供、父親、おばあちゃん)の姿や顔が楽しく癒されます。またこの犬の母親犬も面白く系図もありますが、かなりの犬がいます。粗相を布団の上でしてしまい、父親が爆発する場面も強烈でした。楽しい本です。2024/03/13
シナモン
165
リアルな犬の日常。留守番の「まだ まだ まだ? まだ まだ まだ………」私も飼い犬にこんな思いをさせてるのかなと思うと切なくなった。最後、なんだかんだいって優しいドンドン。一緒の布団で眠る表情が何とも言えない。グスリ、良かったね。2020/07/09
馨
153
絵本。タイトルも中身も関西弁でおもしろい。絵も粘土で作っている?独特で可愛かったです。犬が粗相をしたり散歩中急に走ったり遠吠えする時の気持ちがちょっとわかりました。2021/06/06
紫綺
94
大好きなペク・ヒナの新作絵本。相変わらず個性豊かな創作キャラクターたち。作者は大の犬好きに違いない。撮影の構図やアングルに動きがあって、見てるだけで楽しい♪ただ今回は、キャラのアクが弱い気がする。2020/06/14