出版社内容情報
ぼくとお父さんは、おなじ月をみていたんだね。戦地から帰ってくるお父さんを待つ、男の子のおはなし。国民的絵本作家ジミー・リャオが、ほんとうに表現したかった絵本。ぼくとお父さんは、おなじ月をみていたんだね。ぼくは、まっている。ずっと窓の外をみて、まっている。ぼくのもとへ、ライオン、ゾウ、ツル・・・けがをして弱った動物たちがやってきた。手当てのあとは、動物たちと月をみながらやさしい時間をともにする。そんなある日、ずっとまっていたお父さんが帰ってきた。戦地から、傷を負って・・・。悲しみと喜び、闇と光、戦争と平和・・・すべてはおなじ空のしたでおきていることを、あらためて心に刻む一冊。台湾の
ジミー・リャオ[ジミーリャオ]
著・文・その他
天野健太郎[アマノケンタロウ]
翻訳
著者等紹介
リャオ,ジミー[リャオ,ジミー] [Liao,Jimmy]
幾米。1958年、台湾生まれ。絵本作家、イラストレーター。中国文化大学美術学部を卒業後、12年間広告会社に勤務。白血病を発症し3年間の自宅療養を経て、98年、『森の中の秘密』(PHP研究所)で絵本デビュー。『君のいる場所』(小学館)が大ヒットし、多くの賞を受賞。台湾の国民的絵本作家となる。これまでに50以上の作品を発表し、15カ国以上で翻訳出版されている。また映画やミュージカル・テレビドラマ化された絵本も多く、活躍の幅は広い
天野健太郎[アマノケンタロウ]
1971年、愛知県生まれ。京都府立大学文学部国中文専攻卒業。2000年より国立台湾師範大学国語中心、国立北京語言大学人文学院へ留学。帰国後、台湾専門通訳・翻訳、聞文堂LLC代表、台湾書籍を日本語で紹介するサイト「もっと台湾」主宰、台湾文化センターのイベント「台湾カルチャーミーティング」企画。俳人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
れっつ
anne@灯れ松明の火
たまきら
タカラ~ム