出版社内容情報
アーティスト鈴木康広、初の絵本!ゆるくてやさしい、少年とねこのおはなし。にゃんたは気がつくといつも何かに変身していて・・・。ゆるくてやさしい、少年とねこのおはなし。ねこのにゃんたは気がつくといつも何かに変身していて・・・。日常にある身近なものを題材に、遊び心のある作品を発表してきたアーティスト・鈴木康広の初の絵本!
鈴木康広[スズキヤスヒロ]
1979年静岡県浜松市生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。
日常の見慣れたものを新鮮な感覚でとらえ直す数多くの作品を制作。今、最も注目されている現代アーティスト。代表作に「ファスナーの船」「まばたきの葉」「空気の人」「りんごのけん玉」などがある。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
85
これは面白い。今時のゆるい笑いという感じもあるが、それでも愉快である。表紙のこの猫・にゃんた。無表情ながらこいつはかなりの曲者である。少年の愛してやまない愛猫にゃんた。神出鬼没がえげつない(笑)。ありとあらゆる世界に侵入してくるにゃんた。それもこれも少年がにゃんたを愛する故であろう。思えばこの少年、孤独なのかも知れない。彼の淋しさに寄り添うにゃんた。その寄り添い方は笑わざるを得ないのだが、淋しい誰かの為なら何だってやってみせる格好良さに通ずるものがある。イマジナリーフレンドもまた立派な友である。お薦め。2016/12/05
ぶんこ
65
シンプルな絵が、にゃんたの可愛さが際立たせているようです。飼い猫が身近ないろんな物になっていて、気づいた時には嬉しさ倍増でしょう。また命名がダジャレ。こちらの作者が大学の先生というのも面白い。私もにゃんたネックレスをしてお出かけしたい。最後の方のにゃんたがおんぶしているのもホノボノしていて良かったです。2017/08/29
yumiha
51
2月22日猫の日だから、J堂も猫の本特集してるのねんと見たら、本書が目に飛び込んできた。「にゃんた」って、うっとこの猫と同じ名前やん!再びカウンターへ足が向いちまった。裏を見れば、初版2016年で2022年には7刷り。そのわりには、読メでの既読者が少ないのが不思議。さてお話の方は、どんくさいうっとこのにゃん太とは違って、とてもユニークでナイスな猫だった。ラストあたりで、ドキドキさせてくれるのも、ニャイスだにゃ~。2024/02/22
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
再読。にゃんたに纏わるの言葉遊びが楽しい、可愛い。萌え萌え。2021/06/26
momogaga
44
【大人こそ絵本を】言葉遊びが数多あった。私もいくつか作りましたが、恥ずかしいので書けニャン。2019/03/26
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