著者等紹介
岡田よしたか[オカダヨシタカ]
画家・絵本作家。1956年、大阪府生まれ。1980年愛知県立芸術大学油画科卒業。1987年より10年間、大阪市の無認可共同保育所で働きながら、個展・グループ展を重ね、私家版による画集も制作。奇想天外なストーリーと味わい豊かな絵が大きな話題を呼び、子どもから大人まで幅広く支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
160
この大きさは衝撃的です。細かいことは置いといてダイナミックなサンマ、スルメ、たい焼きの大暴れを楽しみました。関西弁も楽しい一冊でした。2020/09/25
ぶち
104
岡田よしたかワールド炸裂!またやさんは、買い物が大好き。今日も市場に出かけます。そこには、とてもおおきなサンマの開きが売られていました。その大きさには、びっくりします。人間よりも、店の建物よりも大きいんです。なんでこんな大きいものを売ってるの、この市場。その大きいサンマが大暴れして、逃げ出しちゃうんです。活きのいい干物って、どうなのよ!? またやさん、お名前の通り、またもや大きな物を買ってきて、また大暴れされちゃうんです。これの繰り返し。まったく、懲りません。 さて、結末は.......ヒ・ミ・ツです。2019/06/19
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
104
『ちくわ』『うどん』『こんぶ』の無生物3部作とは変わって、人間が登場するけど物語の軸は巨大な食べ物。市場でクジラほどもあるサンマのひらきを買って、友達と食べようとする買い物好きのおじさん。しかし、サンマはひらきになっても生きていた! 不屈の精神か学習能力の欠落か、懲りないおじさんは続いてダイオウイカより大きいスルメをゲットするが……。ツッコミしてなんぼの絵本かな。2013年11月初版。2016/07/19
Kawai Hideki
103
またやさんというおじさんが、ある日、市場に行ったら、表紙のような大きなサンマの開きがあった。友達とみんなで食べようと買って帰って、食べようとしたらサンマの開きが大暴れ。しまいには、逃げてしまう。次の日、またやさんが市場に行ったら、今度は大きなスルメがいた。また友達と食べようと買って帰るが、再び、大暴れされて逃げられてしまう。さらに次の日、今度は大きなたい焼きが・・・、という、「またや」という名前そのままに、同じ失敗を繰り返してしまうお話。それぞれの暴れ方が独創的かつ大迫力で、大笑い。2016/08/25
しゅわ
102
【図書館】ツッコミが止まらない奇想天外なストーリーが魅力の岡田よしたかさん。今回は市場での買い物が大好きな“またやさん”のおはなし。ある日、市場でとてつもなく大きなサンマの開きを見つけ、買って帰ってお友達にご馳走しようとしたら大変なことに!?「またか…」と懲りないまたやさんはもちろん、大変な目にあっても翌日には何もなかったような顔をして集まるお友達陣もユーモラスで良いです♪ なんといっても関西弁がクセになりますね。コネタ探しも楽しい一冊。2015/07/05