内容説明
ジャッキーはクリスマスの朝にひとりぐらしのおじいさんと出会い、お家に招待されました。お家には、今はもういない、ジャッキーと同じくらいの女の子の写真がありました…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
270
人気の「くまのがっこう」シリーズの1冊。一貫してジャッキーが主人公であるようだ(私は初読で、これまで全く知らなかった)。すべて、あだちなみ・絵とあいはらひろゆき・文のコンビによるもの。お話は、ジャッキーとサンタクロースらしきお爺ちゃんとの邂逅を描く。ありきたりなお話といえばそうだし、心暖まる(多くの人はこちらだろう)といえばそうだ。絵はジャッキー、お爺ちゃんともに身体表現に優れ、背景を含めた構図も(とりわけ空からラズベリーが降って来るシーン)工夫がなされている。驚きはないが、親が安心して薦められるか。 2024/12/22
吉田あや
78
クリスマスの朝、くまのこたちは丘の上の教会へ。讃美歌を歌っているとステンドグラスの窓に動く影が。もしかしてサンタさん?と始まるジャッキーのサンタさん追跡大作戦。お髭をもこもこ蓄えたおじいさんの正体は…。おじいさんのお家のテーブルにちょっと背伸びして並んだくまちゃんたちがかわいくてたまらないっ♡みんなで作ったおっきくて真っ赤なラズベリーのケーキ。私もいつか友達とわいわいと作りたいな。2017/12/27
AKIKO-WILL
28
ジャッキーとおじいさんがクリスマスに出会い、ラズベリーケーキを作る話ですが、とても温かくなります。ステキな思い出ですね!2015/12/12
ゆっき
27
かわいいジャッキーの絵本。くまのがっこうシリーズを初めて読みました。おじいさんのために雪の中のラズベリーを必死に探す優しいジャッキー。雪のように空から舞い落ちるラズベリーがとてもキレイでした。切ないけれど思いやりに満ちた優しいクリスマスの物語でした。2022/12/09
ユウユウ
25
カミさん友人の子(小学校低学年・女の子)にクリスマスプレゼントとして選びました。ジャッキーの優しさがあたたかいお話。ちょうど某番組でそのケーキの作り方も放映!タイミングがよくて驚きました。2018/12/11