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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
207
最近、瀬戸大橋を渡るたびに食べている、うどん。器の中で艷やかに整って、同じように見えるけど、いろんな喉ごしや風味や味わいがある、奥深いもの。人手不足で出前ができないから、主人から行ってきてと自ら走っていく、うどんのうーやん。目的地に向かっている最中に出逢うものによって、量が減ったり増えたり、あれやこれやとトッピングされたりする、見ているだけで楽しくて、お腹いっぱいになっていく愉快な絵本。無事に届いて美味しかったみたいで、めでたしめでたしなんだけど、プチ潔癖の私には、ちょっと無理な一杯。一口だけ、頂きます。2024/11/09
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
205
うどん屋さんに出前の注文「きつねうどん一丁!」。しかし人手不足のため、注文を受けるとうどん自らが走っていきます。熱々を食べてもらいたいと急ぐうどん。しかし、お腹を空かせた猫を放っておけず「このうどんたべ」と身を捧げます。量が半分になり〈なんとかせな〉と思ってるところにそうめんが……。その他にも道々さみしい食べ物たちに出会います。メザシ、梅干し、豆腐、たこやき、弁当箱に入らなかったエビフライ……。包容力の塊・うどんは優しく「温まってゆきなよ」。全てを受け入れて進化を遂げたのでした。実写ならホラーだね(笑)。2014/12/19
馨
183
関西弁で、人の良い(うどんの良い)うーやん最高でした。寿司やカツ丼も、出前は自分で行くのも笑えます。うーやんのお客さんは誰だろうと思ったら良い感じのオチもついていて話もうまくまとまっていて良かったです。2024/02/03
しゅわ
157
【図書館】ちょっと順番は前後しちゃったけど…動いてしゃべっちゃう!?食べ物シリーズ(と勝手に命名)の第二弾です。自分で出前にでちゃったうどんのうーやん。もう何でもアリ!?怒涛の展開にツッコミが追いつかないナンセンスな絵本で、何もかんがえずにたのしめました。何よりも一番のツッコミが、これが本当においしいの!?ってトコロでしょうね(汗) きっちり「にぎやかうどん」として売り出すあたり…商魂たくましい。そして…七味唐辛子さま惚れます2014/02/08
そる
130
保育園で貸出できる本だったので借りました。うどんが自分で出前に行くんです。崖登ったり川渡ったり。そしていろんなヤツらに食べられたり落としたりしながら何とかたどり着く話。おもしろかったです。絵がまた好きです。
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- 和書
- 季刊映画研究 〈第3巻〉