赤ちゃんが生まれる―いのちの冒険旅行

タヴェルニエ，ニルス【作】〈Ｔａｖｅｒｎｉｅｒ，Ｎｉｌｓ〉/中島 さおり【訳】/杉本 充弘【監修】

ブロンズ新社（2007/06発売）

• サイズ A4判／ページ数 64p／高さ 30cm
• 商品コード 9784893094124
• NDC分類 K491
• Cコード C8047

内容説明

おなかのなかで、赤ちゃんすごい冒険をしています―子宮でくりひろげられる１０カ月間の神秘のドラマを、クリアな画像で完全再現。ニューロンの発達や脳の発育など、今まで明かされていなかった最新情報が満載の決定版。

目次

赤ちゃんの旅のはじまり―受精
小さな生命が育ちはじめる―細胞から胎芽へ
進化の道をたどる―水かき、しっぽ、肝臓
生命のオーケストラ―ニューロン
赤ちゃんのお食事―栄養補給
お母さんと赤ちゃん―コミュニケーション
いまなんていったの？―耳の形成
きれいな目をしているね―視覚
男の子それとも女の子？―性別
どんどん大きくなる―頭蓋、味覚、皮膚の発達
赤ちゃんはタバコがにがて
赤ちゃんは考えている
位置について、ヨーイ
ようこそ広い世界へ

著者等紹介

タヴェルニエ，ニルス［タヴェルニエ，ニルス］［Ｔａｖｅｒｎｉｅｒ，Ｎｉｌｓ］
映画監督、俳優、脚本家。１９６５年生まれ。俳優として活躍したのち、監督に転身。オペラ座に取材した「エトワール」など、数々のドキュメンタリー作品で知られる

中島さおり［ナカジマサオリ］
翻訳家、エッセイスト。１９６１年生まれ。パリ第三大学比較文学博士準備課程修了。中央大学などでフランス語の講師を務めたのち、再渡仏。現在はパリ近郊でフランス人の夫と２人の子どもと暮らしながら、翻訳やエッセイの執筆を行っている。『パリの女は産んでいる』（ポプラ社）で。第５４回日本エッセイスト・クラブ賞受賞

杉本充弘［スギモトミツヒロ］
日本赤十字社医療センター産科部長。１９４７年生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院、日立製作所日立総合病院、長野赤十字病院などを経て、現在は日本赤十字社医療センター産科部長を務める。東京大学医学部講師、日本赤十字看護大学講師など、その活動は多岐に渡る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[たまきら]

オタマさんが借りてきた。写真を中心に説明。私でなく、主に娘さんが！お父さんから種、おかあさんのは卵。で、最初に形になるのは背中。だから、背中はまっすぐのばすんだ。で、おなかの中では退屈なんだよ。でもきもちいいんだ。たまちゃんはでたくなかったんだよ。でも、みんなが「出てきなさい」っていうからでてきたんだ。…結構感動しちゃった。

2017/04/14

[さおり]

リアルすぎて、ちょっと怖い。生命の誕生は、実は美しさより怖さが勝るもんよね（って、何かがわかったふりをしてみたり）。

2013/12/13

[しげ]

おなかにいる赤ちゃんのこと、そして、わたしがおなかにいる赤ちゃんだったときのことに思いを馳せて、なんだか不思議な気持ちになりました。命って壮大だなぁ。おなかの赤ちゃんは、思い通りにならないことがあってイラッとしたら内側から蹴りを入れてくるそうです。意外とバイオレンスなのね…。

2013/09/25

[あや]

読みながらふと傍らの子供たちに目をやると、本当に感動しました。小さな卵からよくここまで成長してくれたね、がんばって生まれてきてくれたね、という気持ちになります。

2015/05/17

[yukiko]

インドの胎児はカレー味に慣れてるとか、フランスジョークが光る一冊。

2013/10/30