劇作は愉し―名作戯曲に作劇を学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 505,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784893093905
  • NDC分類 901.2
  • Cコード C3074

目次

第1章 劇作という仕事(誰にむかって書くのか;喜劇と悲劇 ほか)
第2章 作劇の実際(人物をどう描くか;プロット構築の勧め ほか)
第3章 何を書くのか(普通の人々のお芝居;犯罪を描く ほか)
第4章 戯曲の試み(演劇の破壊と創造;第二次世界大戦の衝撃 ほか)
第5章 いかに書くか(現代の問題劇;それぞれの文体)

著者等紹介

斎藤憐[サイトウレン]
劇作家。1940年、朝鮮平壌生まれ。早稲田大学第二文学部中退。’66年、俳優座養成所を卒業。同年、劇団「自由劇場」結成に参加。’68年、「演劇センター68」結成に参加。’80年、『上海バンスキング』で第24回岸田國士戯曲賞受賞。’97年、『カナリア』で第22回菊田一夫演劇賞受賞。2005年、『春、忍び難きを』で第40回紀伊國屋演劇賞、’06年、同作品で第9回鶴屋南北戯曲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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やま

2
授業のため再読2014/06/08

みみっちい二十九

0
読めば読むほど、力の差を感じてしまう。どうやったらこんな台詞が思い付くのか。題材に深く入っていけるのか。劇作は面白そうなのでやってみたい。とにかく一度書いてみよう。初めから、名作が書けるとは思っていない。「二人きりの場合にいちばん本音が言いやすい」。納得。2015/07/29

のほほんなかえるさん

0
この本を読んだのは昨年のちょうど今頃だったようだ。改めて読み返してみた。まず気付いたこと。この本を読んだことが、今年戯曲セミナーへ行こうと思った動機の一つになっていた。今後、日本において、この手の本でこれだけのパワーを持って書かれるモノはまず出てこないんじゃないかな。とさえ思う。2011/12/15

のほほんなかえるさん

0
現代演劇の流れを必死に捉えようとしている姿には泪が出る。2010/12/31

Shohei1025

0
「俳優学校にいたころ、悪童どもと六本木で飲んで劇団に戻ったら、夜の十一時、千田是也が稽古場にいた。 夜の十一時を過ぎて『コーカサスの白墨の輪』の五十を超えるお面をたった一人で作っていて、酔いもさめた。」 斎藤憐 作「劇作は愉し」を読了した。 https://www.instagram.com/p/CkiDuX8P4PI/2016/10/16

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