お江戸ガールズライフ

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784893093769
  • NDC分類 367.21
  • Cコード C0095

内容説明

おきゃん娘も恋とオシャレが大好きだった!江戸のファッション・美容・暮らし方がおしえてくれる「粋な女」のスピリット。

目次

1章 おきゃんお洒落道(江戸のお洒落スピリット「粋」;おちゃっぴいの着物事情と渋好み ほか)
2章 お江戸美人手帖(江戸娘のバイブル『都風俗化粧伝』;ジャパニーズ・ビューティここにあり! ほか)
3章 おちゃっぴい遊びガイド(おちゃっぴい花ごよみ;江戸っ娘の読書タイム ほか)
4章 江戸娘・人生双六(おちゃっぴい的恋のアプローチ;箱入り娘が恋したら… ほか)

著者等紹介

江藤千文[エトウチフミ]
出版社などに勤務し、OL生活をおくる中、通勤電車で読んだ時代小説で、30歳を過ぎて江戸の魅力を再発見。自らも小説を執筆しようと時代背景を調べるうちに、すっかり江戸にはまる。なかでも、笑いの中に家族愛や江戸人の矜持が垣間見える落語や川柳に、興味を持っている。江戸フリークの仲間たちと集まって、日々情報交換にも余念がない。お気に入りの場所、隅田川を見ながら、往時の江戸に思いをはせていると、生きている喜びがフツフツと湧いてくるという。現在はライターとして独立。女性の暮らしや生き方をテーマに執筆活動中

おおたうに[オオタウニ]
ファッションを中心としたイラストレーションで、ティーンから30代まで幅広い層に支持をうけるイラストレーター。オリジナルなファッションセンスとするどい観察眼、独特の語り口で描かれるお洋服のイラスト&エッセイは、見る人を元気にわくわくさせる。『Zipper』などの雑誌や毎日新聞、ウェブマガジンにも連載をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

29
いつの世も女の子たちは自分の領分をわきまえて、その中でせっせせっせと自分を磨く。逆上がりしたってお姫様にはなれないし、玉の輿も格差婚もまずあり得ない。だからこそ縛りのきつい世間の中で自由に一瞬の夢を見る。今よりもずっと、女であることと子供であることがはっきりしていた時代だろう。何者でもない僅か数年の間、娘達は笑い踊り、駆け抜ける。そしてなにもなかったような顔をして、良き母であり良き妻として暮らしていく。それがひどくまっとうな羨ましいことにも思えた。でもうーん……わたしもう大年増だわ。それは納得がゆかぬぞ。2011/11/14

朝比奈さん

16
うにさんが描くとどんな娘でも可愛いなあ。昔はもっとゆるっと着付けていたんですね。おきゃんて死語だな。2014/02/08

オリーブ

11
大好きな江戸の女子を描いた本でポップな絵に夢をみさせてもらった気がします。化粧、ファッション、ヘア、遊び、恋愛、お喋り、小説、芝居・・など、今の若者と何ら変わりないおちゃっぴいな彼女たち。でも、そんな楽しい「娘さん」でいられる時期も今と比べると早婚の為、一二、三歳~十五歳のローティーンまでであっという間。その後は結婚で次世代を産み育てるという生涯。そりゃ、急いでお洒落に命かけちゃいますよね。もっとゆっくり娘時代を謳歌したかっただろうなとも思いますが、短いからこそ工夫やアイデアも浮かぶのかもですね。2017/01/18

つらら@道東民

10
再読。いつの世も女子たる者、己を磨き・恋に生き、たくましいおばちゃんになっていくのね。何度見てもイラストが素敵なので、着物スタイルブックを作ってくれないかな。2013/06/27

紅羽

9
図書館本。江戸時代のギャルたちの暮らしにスポットを当てた面白い本でした。二十歳までに嫁いでしまう彼女たちが自由に青春を謳歌する時間はとても短い。その短い中でもお化粧や芝居を楽しみ、イケメンのブロマイドを買い求め、時には友達とスイーツを食べながらおしゃべりする。とても生き生きと輝いている姿が浮かんできました。あまり歴史モノの小説や映画等ではメインに上がらないギャルたちの日常。色々勉強になりました。米ヌカ、私も使ってみたいわ(笑)2013/05/26

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