内容説明
男女平等と育てられたのに結婚したらやっぱり「主婦」。みんな心のどこかで「私は主婦になりきれない」と感じているのだ。『アダルトチルドレン・マザー』から３年の沈黙を破って一挙書き下ろし。
目次
「いつの間にやらブルーカラー」
二トン車で納品代行
夕食材料宅配サービス
学歴と職業イメージ
中流核家族の主婦の憂鬱
床の下にはワニがいる！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
18
この本は、何と20年前に初版１刷を買って読んでいた本だ。今、主婦について調べており、再読して新たな発見があった。著者の考えに共感する部分が結構あり、この人は主体的に生きる方を選択したのだと思った。著者は、今はどんな暮らしをしているのだろう。後半の３分の１ぐらいに、主婦の歴史・・・高度経済成長期に専業主婦が企業戦士の夫を支える家庭が増えてきた、ということが書いてある。なるほどと思った。また、学歴と職業のギャップについて言及しているところも、なるほどという分析だ。2019/06/18
しんしょ
1
女の子をとりあえずひとり産み、実はすでにうんざりしていた仕事をやめて別の職場に移ったものの子育てとの両立がうまくいかずそこもやめ、苛立ちから最悪であるはずの我が子に当たり散らした。これではいけない、なんとかしなければ。あとひとり子どもがいればもう少し性格が穏やかになるのではないかと期待して下の子を産んでみた。手を上げるようなけとはさすがになくなったが、それでも根本的な苛立ちをどうすることもできず、そのイライラを解明しようとして、子たたきの本を書いた。いやになったら逃げるというのは、問題解決のひとつの有力な2013/05/15
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- 和書
- 日本の詩の諸相
