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内容説明
死とは人生の終わりではない。「完成」である。がん、心疾患、老衰、肺炎、認知症、コロナ…令和に旅立ったスター100人の見事な逝き方。病気になっても自分らしく生きるためのヒントと名言が満載!死ぬのが怖くなくなる書。
目次
第1章 心疾患
第2章 がん
第3章 呼吸器疾患
第4章 老衰
第5章 さまざまな終わり方
第6章 新型コロナウイルス感染症
第7章 自死
著者等紹介
長尾和宏[ナガオカズヒロ]
医師、医学博士。1958年生まれ。東京医科大学卒業。長年にわたり院長を務めていた長尾クリニックを、65歳を機に引退。書籍の執筆や映画製作、インターネット配信(ニコニコ生放送「長尾チャンネル」)やメルマガ等、多くのメディアで活動中。ときどき音楽ライブも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
83
著者は医師、医学博士の長尾和宏氏。夕刊フジの紙面で「ドクター和のニッポン臨終図鑑」として連載されていたものを加筆修正して単行本化。有名人の死を様々な角度から書いたもの。『死に方を考えるのは、生きる尊さを実感することと同義です。人は、病気になったから死ぬのではない。生きているから死ぬのです。』『有名人の訃報とは、不倫スキャンダルや薬物疑惑とはまったく色合いの違うもの。その人の生き方を振り返り、偲ぶ時間を与えてくれます。そして、いつか自分もこうして旅立つのだと、諭してもくれるのです。』2025/07/27
シャコタンブルー
57
「死に方を考えるのは、生きる尊さを実感することと同義です。人は、病気になったから死ぬのではない。生きているから死ぬのです。」2500人をお看取りしてきた作者ならではの経験に即した言葉に納得。本書では101人の著名人の死が記載されているが、亡くなられたことを知らなかった人もいたので今更ながら驚いた。医者、スポーツ選手、作家、役者、歌手等、様々な人たちの輝いた人生を偲びその死を悔やむ。引き際の美学を貫いた人、突然死の人、病気で苦しんだ人等それらの死を鑑み、今をどう生きるかに繋がっていくように思えた。2025/06/27