内容説明
「奇妙なエビ」が「カンブリア紀の王者」となるまでの戸惑いと熱狂の130年史、―あるいはその経過報告書。捕食シーンを再現したAR(拡張現実)付。あなたのスマホでリアルに動く。
目次
第1部 アノマロカリス・カナデンシス、かくありき(その姿はいかにして解き明かされたのか;何を食べ、いかに動き、そして結局…ナニモノだったのか)
第2部 アノマロカリスは、如此く愛された(はじまりの『ワンダフル・ライフ』、そして『NHK生命40億年はるかな旅』;本が伝えたアノマロカリス ほか)
第3部 それはアノマロカリスの時代だった(古生代カンブリア紀;バージェスと澄江)
第4部 アノマロカリスとともにあらんことを(彼らを「ラディオドンタ類」と呼ぶ;カンブリア紀の仲間たち ほか)
第5部 アノマロカリスとその仲間をめぐる悩ましい問題(オパビニアという“親戚”;さらなる“親戚”たち ほか)
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。2019年にサイエンスライターとして初めて日本古生物学会貢献賞を受賞
かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
絵本作家・動物画家。1990年、大阪府生まれ。分類時代を問わず生物を描き、生態系の面白さを伝えるコンテンツクリエイター。甲南大学法学部卒業。25歳で商社を退社後、絵本の執筆や展示会、書籍の挿絵やトークショーなどを中心に活躍中
田中源吾[タナカゲンゴ]
1974年、愛媛県生まれ。島根大学理学部地質学科卒業、2002年、静岡大学大学院博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学研究員、群馬県立自然史博物館学芸員、海洋研究開発機構研究技術専任スタッフ、熊本大学合津マリンステーション特任准教授を経て、金沢大学国際基幹教育院助教。専門は古生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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