アノマロカリス解体新書

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アノマロカリス解体新書

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784893089281
  • NDC分類 457.8
  • Cコード C0045

内容説明

「奇妙なエビ」が「カンブリア紀の王者」となるまでの戸惑いと熱狂の130年史、―あるいはその経過報告書。捕食シーンを再現したAR(拡張現実)付。あなたのスマホでリアルに動く。

目次

第1部 アノマロカリス・カナデンシス、かくありき(その姿はいかにして解き明かされたのか;何を食べ、いかに動き、そして結局…ナニモノだったのか)
第2部 アノマロカリスは、如此く愛された(はじまりの『ワンダフル・ライフ』、そして『NHK生命40億年はるかな旅』;本が伝えたアノマロカリス ほか)
第3部 それはアノマロカリスの時代だった(古生代カンブリア紀;バージェスと澄江)
第4部 アノマロカリスとともにあらんことを(彼らを「ラディオドンタ類」と呼ぶ;カンブリア紀の仲間たち ほか)
第5部 アノマロカリスとその仲間をめぐる悩ましい問題(オパビニアという“親戚”;さらなる“親戚”たち ほか)

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
サイエンスライター。オフィスジオパレオント代表。埼玉県出身。金沢大学大学院自然科学研究科で修士(理学)を取得。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。2019年にサイエンスライターとして初めて日本古生物学会貢献賞を受賞

かわさきしゅんいち[カワサキシュンイチ]
絵本作家・動物画家。1990年、大阪府生まれ。分類時代を問わず生物を描き、生態系の面白さを伝えるコンテンツクリエイター。甲南大学法学部卒業。25歳で商社を退社後、絵本の執筆や展示会、書籍の挿絵やトークショーなどを中心に活躍中

田中源吾[タナカゲンゴ]
1974年、愛媛県生まれ。島根大学理学部地質学科卒業、2002年、静岡大学大学院博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、京都大学研究員、群馬県立自然史博物館学芸員、海洋研究開発機構研究技術専任スタッフ、熊本大学合津マリンステーション特任准教授を経て、金沢大学国際基幹教育院助教。専門は古生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

23
図書館。 〈生命史上初の本格的なハンターであり、そしてトップ・プレデターであ〉る、アノマロカリスを掘り下げる。アノマロカリスARが楽しい。 〈人類は、2種類に分けることができるでしょう。アノマロカリスを知る人と、アノマロカリスを知らない人だ〉2020/03/02

スリカータ

21
古代生物にロマンを感じるので読んでみた。アノマロカリスの復元史が興味深い。ウォルコットの絵が丸っこくて愛嬌がある。今の姿が完成形のように思うが、どんどん新事実が明らかになるのだろう。図書館本なので、アノマロカリスが動いて捕食する動画が閲覧出来ないのが非常に残念。本のカバーを外した表紙がマーカーになっているのだ。先日読んだ某ミステリー小説もカバーを外した表紙に結末が書いてあったが、図書館利用者にこういった差別をするのが最近の流行だとすれば、全く嘆かわしいことである。2020/03/01

有理数

18
カンブリア紀の最強生物・アノマロカリスの研究史、生態、近縁生物に至るまでを解説した、まさに解体新書。そもそも「アノマロカリス」と一口に言っても「カナデンシス」「サロン」など、前方についている特徴的な付属肢でさらに分けられる、という事実に衝撃。アノマロカリスにもいろいろいるし、近縁種も多いことも初めて知った。認知度の高い生物だとは思うが、決定的な論文や新しい知見が2010年代ということもザラで、まだまだ未確定な部分が多く、研究が道半ばということにも驚かされた。学名が少し混乱するが、ロマンに満ち溢れた一冊。2020/07/24

春風

17
地球史上最初の覇者とも形容される、カンブリア紀に生息した“原始的でありながらも発達した狩人”アノマロカリス。本書は、そのアノマロカリスの生態・分類・研究史・文化史等々を網羅的に記述する。アノマロカリス類が網羅的に記載されている一般書は唯一無二であろう。複雑怪奇なAnomalocaris canadensisの復元過程や、Radiodonta目の系統関係等の図表が多数あり、理解を助ける。特に系統関係は、近年提出されているものがいくつか記載されており客観性が担保され、また形態分類の難しさを窺わせるものである。2020/03/18

kirinsantoasobo

16
図書館本。カンブリア紀のアイドルともいえるアノマロカリス。可愛い姿(苦手な人もいるとは思いますが…)をしていますが、海の最強肉食動物だったといわれています。カナダの地層から見つかったのが最初ですが、はじめは部分的にみつかったいくつかの化石は大きさ的に別の生き物だと考えられていました。長い年月を経ていまの姿に落ち着いた経緯を知り、さらに愛着が湧きました。他にも同じ時代に似たような生き物がたくさん存在し、分類学の根気のいる果てしない時間の積み重ねに感動しながら、最後まで楽しく読ませてもらいました。2024/04/09

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