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内容説明
姉・清水由貴子は父のお墓の前で命を絶った。その傍らには車椅子に座ったままの母がいた…。絵手紙に記したつぶやき、未送信の遺言メール。姉が遺した数々の思い出とラストメッセージを抱きしめて実妹が初めて語る姉の死―。
目次
第1章 姉と絵手紙
第2章 自宅介護を選んだ姉
第3章 三人家族
第4章 まじめにこつこつ生きる
第5章 絵手紙に癒されて
第6章 介護うつの落とし穴
第7章 姉の遺品より
第8章 最期の日
清水由貴子略年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きさらぎ
24
ものすごい頑張り屋さんで家族思いだったのですね。お手紙があったこと、準備をしていたことなどで、衝動的なものではなかったのだろうけど、悩んでること、辛いことをまったく見せなかった。妹さんの、「母がお姉ちゃんのがんばりすぎを止められなかった。お姉ちゃんのがんばりに身を任せる選択をした」という言葉が心に残った。それは由貴子さんのためを思ってのことだったのだけど…悲しい。2021/07/09
喪中の雨巫女。
11
《私‐図書館》お父さんのお墓の前で、清水さんの自殺した時は、ショックでした。今は、両親は、元気ですが、私も、明日は、我が身だと思えて。2012/11/06
エドバーグ
5
真摯にベストを尽くして生きてきたのに。なぜか折れてしまったのですね。しみじみ伝わってきました。2021/03/21
Maiラピ
3
介護うつって怖い。清水由貴子さんがなぜ命を絶たなくてはならなかったのかわからない。。。それがうつってことなのか。。。2010/01/11
どんちゃんママ
2
清水由貴子さんの歌うお元気ですか?を思い出しました。家族のためにずっと芸能界で頑張ってこられた由貴子さん。お母様のことも全力で介護されていたんですよね。介護する方にもサポートする体制が必要なんだと思いました。2014/09/26