内容説明
愛をささやく魚がいるってホント？頭の５倍の大きさの口をもつ魚ってどんなの？雄が雌に寄生する魚がいるって知ってた？奇妙な姿の深海魚たちが大集結！特異なパーツごとに２６０種の深海魚を分類・解説し、３００点超の貴重な写真を収録。
目次
第１章 暗黒の世界と深海魚
第２章 モンスターたちのオンステージ（発光；発音；発電；摂餌；感覚；運動；繁殖；防御 ほか）
著者等紹介
尼岡邦夫［アマオカクニオ］
１９３６年生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。農学博士。北海道大学名誉教授。日本魚類学会名誉会員。アメリカ魚類・爬虫類学会外国名誉会員。専門は魚類学、魚類分類学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かおりんご
17
図鑑になるのかな？めちゃくちゃおもしろい。こんな進化を遂げたなんて、想像主は凄い！深海魚好きとしては、たまりません(｡･ω･｡)2013/10/09
いろ
11
７歳男児がよくする"乗り物「どこ行きますか～？」ごっこ遊び"では，最近，潜水艦に乗せてくれる事が多く「深海で深海魚が見たい。」とお願いするのだけど，「深海魚ってどんなのがいるか知らない。」と言い，母(私)もよくは知らないので借りてみた。深海魚の写真がいっぱい。図鑑的だけど，生態を意識した構成で，単純に「深海魚ってこんなのがいるんだ。」だけでなく，色んな事を学べる。でも大人向けなので，息子は写真と魚の名前だけ。何度か手に取り驚きの声を上げていた。スケトウダラ･カラスガレイ･アブラガレイも深海魚と初めて知る。2015/04/24
遠い日
9
まさにモンスター。不気味だけれど見入ってしまう。奇妙なフォルム、おぞましいほどの面構え。深海で生きるための必要な進化がもたらした結果。謎めいた魚たちの魅力。2017/11/30
マツド
2
深海魚の本。こちらは掲載種多めで、見てて飽きない。こいつら自由に進化しすぎだろ。2010/02/14
紅独歩
2
ほとんどが写真標本による画期的な深海魚図鑑。ただし「魚類」のみで「深海生物」全般ではないので要注意。分類学の専門家である著者が、遊び心いっぱいにカテゴリー分けした深海魚たちがズラリと並ぶ様は圧巻だ。なかには、1個体しか発見されていないという「オオアカクジラウオ」の威容もふくまれる。この種の生物をことさらに「モンスター」扱いする事はないと思うが、それでもあまりにも「常識外」の生態には驚かされるばかりだった。2009/05/08
