内容説明
僕は今、28歳。職業、中学校教師。両手と両腕を、4歳のときに事故で失いました。だけど、夢は失いませんでした。―将来の夢をつかみはじめた著者の感動あふれるメッセージ。
目次
天国に行った僕の両手
母の優しい手、父の大きな手
足が手になっていく
初めての差別
素晴らしき先生とクラスメイト
「ありがとう」という言葉
やーい手なし人間
僕が泳げた日
二度目の交通事故
積極的になれ!〔ほか〕
著者等紹介
小島裕治[コジマユウジ]
1980年愛知県生まれ。4歳の時、交通事故で両腕を切断。それ以降、足を手の代わりに特訓してご飯を食べることを始め、日常生活の大半を足でこなす。名古屋外国語大学在籍中にホノルルマラソンに出場&完走。ニュージーランド留学をきっかけに、教師になる夢を抱く。同大学院卒業後、アメリカとカナダへ語学留学。帰国後、安城北中学校にて非常勤講師として働きながら、教員採用試験にもチャレンジ。2007年、3度目にして合格。2008年より西尾中学校に勤務。愛知県西尾市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽんまま
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人間ってすごい。なんでも出来る。出来ないところは補える。自分を信じて、自信をもって前に進めばいけるんだと思う。よし!!頑張るぞ!って思えるから子どもに読んでほしい1冊!です。2010/10/27
すずり
0
すごくポジティブだなと感じました。昔から「事故や病気で自分の体が思い通りにならないのなら、私なら死にたい」と考えてきたので、そのエネルギーがまだ信じられない思いです。でも、「成功の反対はなにもしないこと。失敗の先に成功がある」というのは自分の思いと大いに重なります。こんなすごい同期がいるんだから、自分もしっかりしないとな!2009/08/21