内容説明
スターバックスは驚くべき成長を遂げてきた。1992年以来、同社の株価収益率は五千パーセントを達成している。同社はお客様ひとりひとりとの絆を築くことに注力しながら、ビジネスを成長させ、利益を生み、従業員の志気を高め、お客様に愛される企業に成長した。本書には、「フォーチュン」誌が「世界で最も愛される企業」と呼ぶスターバックス社独自の知恵と人間主体の哲学が詰まっている。著者はスターバックスの従業員の言葉を紹介しながら、同社の成功は、従業員(パートナー)がお客様ひとりひとりのために作りだす「スターバックス体験」によってもたらされたものであることを明らかにしている。
目次
法則1 独自の経験を作る
法則2 すべてが大切
法則3 嬉しい驚きを作り出す
法則4 反対意見を受け入れる
法則5 足跡を残す
日本語版特別インタビュー 日本のスターバックス、成功の理由
著者等紹介
ミケーリ,ジョゼフ[ミケーリ,ジョゼフ][Michelli,Joseph A.]
社員研修およびコンサルティング会社「レッスンズ・フォア・サクセス」を設立。また、コロラド州で放映されるラジオショー“KVOR‐AM”でホストを務め、賞を受賞したこともある
月沢李歌子[ツキサワリカコ]
東京都出身。津田塾大学英文学科卒業。外資系証券会社を経て、翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だーぼう
18
相当数行ってるけど、イヤな思いをしたことが一度もない。どこのお店に行っても。ようやく気付いた。ブログに感想を書きました。2018/03/27
0010
2
同じことを実施している企業もあると思います。ただし、信念なのか何が違うのだと感じました。何事も継続して実施する事です。2020/01/04
よしけにすと
2
洋書版に挑戦。生まれて初めて洋書を読破。読むのに2ヶ月くらい、時間かかったけど読みきった達成感がある。本の内容は、スターバックスが目先の利益とは因果関係が恐ろしく遠く見えるような活動に力を入れ続けていることが書かれていた。BtoC企業だからそれは十二分に効果を出すけれど、BtoB企業にはかなり縁遠いというか、これだけ三方良しの商いを出来るのは、やっぱりすごいことだと思う。2014/03/30
Saito Seiichiro
1
うまいコーヒー、落ち着く店内に加えて、社会活動への積極性によって、スターバックスは世間一般からの評価が非常に高い。強力なブランド力を持っている。2019/03/02
つばさ
1
スタバで働きたい!と思っていたところで見つけたので思わず。海外の店舗での事例を元に「スターバックス経験」(この訳はすこし違和感なのだけれど)とは何か、どのような理念から生まれているのか、ということを教えてくれた。スターバックス以外もこの歓迎する気持ちだとか学び合うという気持ちは大事なのだろうなーと。2013/04/03