内容説明
CDの買い方から映画まで。ジャズ入門書の決定版。
目次
序章 ジャズをざっくり鷲掴み
1章 ジャズの歴史とスタイル
2章 ジャズCDの買い方
3章 ジャズ映画の世界
4章 ジャズ・クラブ&喫茶の楽しみ方
第5章 ジャズ・プレイヤー超入門
マニアック番外編 映画で振り返る日本のジャズ
厳選!はじめての33枚
著者等紹介
定成寛[サダナリヒロシ]
1965年、東京都生まれ。神奈川県育ち。邦画ファンの父、洋画&音楽ファンの母の影響で、幼い頃から古き良き名画、名曲に接する。日活アクション映画のキャバレー・シーンがジャズ原体験。電線メーカー、出版社を経て現在は精密機器メーカー勤務。専門分野は光ファイバー。担当楽器はバリトン・サックス。故・川島雄三監督の研究家でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
赤ヒゲ
2
変哲ないタイトルですが、中身は完成度の高い本です。例えば、「なぜマイルス・デイビスが’ジャズの帝王’と呼ばれているか?」は、「40年代以降のあらゆるスタイルを実践していて、マイルスを聴けばジャズのすべてがわかるから」といったうんちくが1ページ目から最後までぎっしり詰まってます。また、一体いつこれだけ多くの映画を見たのか不思議なくらい沢山見ていて、ジャズと映画の関わりも情熱を込めて書かれてます。文章の構成力や読者に話しかけるような文体に優れた能力があってはじめて為せる技で、なかなかの名著ではと思ってます。
steve
1
少々古いですが、かなりマニアックな内容です。特に、映画とジャズの関係はお年を召した方でもなかなかここまでは知らない。著者は年齢の割には古いことも良くご存知ですが、やはり育った家庭環境でしょうね。2017/03/26
tegege
1
映画紹介の部分が濃密で面白い。初心者向けにはうんちく語るより熱い思いの方が興味を引く。2013/09/19
yama
1
面白すぎて、一気読み。今まで手探りと気の向くままに聴いてきたけど、やっぱり知識があったほうがいい!そんな私には涙が出るくらい優しい本でした。聴きたいCDや、初めて知ったジャズ映画の世界など、メモして残しておくことがたくさん。10年後くらいに読み返したら、あの頃は若かったな…と微笑んでいられそう。2012/02/19
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