内容説明
本書の作者林ずいらん(瑞巒)国柱会講師は、昭和62年5月25日、90歳の天寿をまっとうし、安詳として亡くなられました。林講師は、若くして、日蓮聖人の宗教を正しく世に弘めるために国柱会を創立された田中智学先生の教書を読んで入会し本部に奉職、爾来、聖人が「仏になる道は師に仕うるにはすぎず」と教えられている給仕第一の道を、黙々と歩みつづけてこられました。本書には童話6篇と仏教物語8篇が収録されていますが、その素材のほとんどは、仏教の経典にあります。
目次
童話(一つのともし火;アナクリンと3人の行者;めずせん;わたしはローソクです;ライオンとキリン;ビンズルとウダエン王)
仏教物語(雪山童子;棄老国;団長アランダ;ロシ長者;ハンドク兄弟;修行者タンシ;悲しき母のゴータミー;施しの王とその子)