内容説明
多くの遺族に寄り添ってきた悲嘆(グリーフ)ケアの専門家が教える、いま私たちに最も必要とされている実践的ガイドブック。本書では、遺された家族の悲しみを癒すだけでなく、あなた自身の人生をもポジティブに変えてくれる、メッセージ作りの具体的な方法を紹介。
目次
第1部 理解する(手遅れになる前に;心のこもったメッセージ;悲しみにさようなら;「死」とはどんなもの?)
第2部 準備する(天国からのアドバイス;未来への贈りもの;あなただけの物語;音楽に思いをこめて)
第3部 実践する(安らかな最期のために;人生の卒業祝い;「いま」を生きる)
著者等紹介
アダムズ,ジェミニ[アダムズ,ジェミニ][Adams,Gemini]
英国ソールズベリー出身。21歳のとき、母親をガンのために48歳の若さで亡くし、そこで経験した大きな喪失感と悲しみをきっかけに、悲嘆(グリーフ)ケアについて学ぶ。英国有数の遺族サポート団体「CRUSE」におけるカウンセラーとしての活動と並行して、医師やホスピス関係者など数多くの専門家や、何百人もの遺族に対して取材を行い、その結果をもとに『死ぬときに後悔しない「こころの遺産」の贈り方』を執筆した。現在は、米国ロサンゼルスを拠点に、死別体験に備えるためのワークショップや、遺族へのコーチングなどを行っている
峰岸計羽[ミネギシカズハ]
埼玉県生まれ。立教大学文学部英米文学科卒業。外資系製薬企業で秘書業務や実務翻訳に従事したのち、本格的に翻訳を学び、翻訳家に。別名での活動も含め、『天国にいったペットたち』(ハート出版)など訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 家族の絆 角川文庫