内容説明
江戸時代中期の食通が網羅した蕎麦の世界「蕎麦全書」を、昭和の麺食史研究の大家が校注、平成のそば職人のご意見番が現代語に訳して、かつ軽妙に解説。
目次
新蕎麦の事
深大寺蕎麦の事
蕎麦仕様概略の事
役味概略の事
江戸中蕎麦切屋の名目の事
そば後蕎麦湯を出す事
蕎麦の角力の事
友蕎子手製蕎麦入用之具
手製蕎麦家法
密絹篩にて是をふるふ〔ほか〕
著者等紹介
日新舎友蕎子[ニッシンシャユウキョウシ]
自ら蕎麦を打つ江戸中期の粋人
新島繁[ニイジマシゲル]
1920~2001。戦前の台湾生まれ。早稲田大学卒業。戦後、「郷土そば・さらしな」を新宿西口に開業。後に、そば研究家として日本麺食史研究所を設立
藤村和夫[フジムラカズオ]
1930年、東京都生まれ。「有楽町・更科」4代目。蕎麦の技術や歴史に造詣が深く、軽妙な語り口と文体には定評があり、蕎麦職人のご意見番的な存在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。