内容説明
寝たきり、ぼけ、わがまま…相手は、マニュアルどおりに対応してくれません。だからこそ、教科書では教えてくれない知恵が必要なのです。プロもアマも、なるほど納得する介護の「基本」と「心構え」を適切アドバイス。
目次
序章 介護の仮想体験
1章 これから介護を始める人へ(介護の楽しさってなんですか?;介護職に適性はあるのでしょうか?;介護業界は就職難ですか?;働き盛りで介護に転職するには;定年退職後の介護職を考えています ほか)
2章 身体コミュニケーションのコツ(まずは手足の準備;身体の動きを相手にあわせる;姿勢を開くと心も開く;対話やお世話する位置も大切;目の妙味 ほか)
著者等紹介
五味常明[ゴミツネアキ]
医学博士
須藤章[スドウアキラ]
介護ヘルパー
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感想・レビュー
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山下哲実
11
「自分にとって介護職は適職なのか否かということは見当はずれである。自分の人間性、性格、特性をどう介護に活かせるかを考えることが重要である!」ようなことが述べられていた。だよねぇ、どんな仕事も合っている合ってないでは決められないものだから・・・2014/06/09
ユウティ
2
介護職を考えている人、すでに現場にいて悩んでいる人の心に寄りそってくれるような本だったと思う。しかも冷静に。でも温かい。 こういう風に書いて伝えることもできるんだなあ。15年も前の出版だけど、人の気持ちはそうそう変わらないので、折にふれて読み返したい。心が通じ合えないという悩みは、医師や看護師、自治体職員と利用者の間には発生しないもの。きれい事ばかりではないのは当然だけれど、利用者に寄り添おうとする心ある介護職であればこそのものであり、幸せな悩みでもあるという言葉が印象的。2019/02/01
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