内容説明
ひと夫婦だけの昆布漁の島、生徒1人だけの島の学校、タクシーは耕耘機、困窮島、義務教育免除の島、絶海孤島など…“百島百色”個性あふれる小島の歴史と暮らしにふれてみよう。
目次
北海道の小離島
日本海側の小離島
太平洋側の小離島
瀬戸内海東部の小離島
瀬戸内海西部の小離島
豊後水道の小離島
九州北部の小離島
九州西部の小離島
九州南部の小離島
沖縄の小離島
著者等紹介
本木修次[モトキシュウジ]
1926年、群馬県伊勢崎市生まれ。1949年、東京高等師範学校文科四部(地歴科)卒業。実社会に5年半おり、東京都北区立赤羽中学校から教師生活に入り、文京区茗台中学校、都の教育委員会を経て、東大和市立第四中学校長、新宿区立淀橋中学校長などを歴任。退職後、教師時代からの旅を続け、平成元年、日本全有人離島踏査を達成
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感想・レビュー
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honmakainaa
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日本語の接続の不自然さと、誤植が気になる。2012/11/30
ミュンヘン
0
北は北海道から南は沖縄まで、夫婦しか住んでいない離島へも足を運ぶ。個人的には天文観測で有名になったトカラ列島に興味があり読んだ。トカラは戦後に日米によって分断された特殊な歴史がある。当時密輸などもあったようだ。それにしても、北から南、すべての島に歴史があり、生活がある。暮らしてみたいなあと思わせる島もあるし、ここでどうやって生きていくんだ、と危惧を覚えるような島も。こんなところにも、人は住むんだ、という驚きと、日本の文化の幅広さを感じさせてくれる。2010/10/20