内容説明
5,000件以上の顧客体験を分析した著者が教える成功のエッセンス。
目次
序章 顧客体験を「設計」するために
第1章 ブランドが「価値」として成立するプロセス
第2章 ナラティブによる顧客体験の観察とデータ化
第3章 顧客のナラティブからストーリーを生み出す
第4章 実験で最適なストーリーを選ぶ
第5章 体験価値を算定して次の施策を生み出す
著者等紹介
村山幹朗[ムラヤマミキオ]
株式会社コレクシア代表取締役。2011年に株式会社コレクシアを創業。顧客データに基づいたブランドの戦略策定・施策立案を行う。特に消費者行動論やナラティブ分析など、購買行動を生み出すプロセス側の分析を得意としており、5,000件を超える顧客体験の分析・設計を通して事業成長を支援。公益社団法人日本マーケティング協会認定マーケティング・マスター
芹澤連[セリザワレン]
株式会社コレクシアCXO。コレクシアソリューション開発部門責任者。BtoBの顧客体験の専門家。数学、文化人類学、社会心理、医療、教育など他領域の理論や手法を研究してビジネスツールを開発している。市場調査クリニック、ROI+、サードマン、消費者行動図鑑、カスタマージャーニーNAVI、コレクシアマーケティングケーススタディなどをプロデュース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ctakekun
3
顧客の理想や規範にチューニングした「ユニークユーザーエクスペリエンス」を確立する。顧客の主観的な日々フィルター作用を把握して体験を作り込む。具体的な質問集や、数値分析での効果測定など、実践で使えるツールがあり参考になった。2021/03/21
dai
2
100日2022/01/11
ぶう
2
コレクシア社の方の書かれたマーケティング実践方法のマニュアル。 インタビューで得られた顧客のナラティブ(語り)をデータ化した後、それらからブランドのストーリーを構築し、実際のクリエイティブに落とし込んでいく手法が詳細に説明されている。疎かになりがちな施策の効果検証まで具体的な手法が示されており大変勉強になった。 ここまで詳細に手順が書かれている書籍は今まで見た中で初めて。これらの手順通りに実行すれば素人でもマーケティング施策のPDCAを回す事は可能だろう。まさに現場担当者向けの実践本である。2020/09/28
伊東 和哉
0
顧客がどこの観点で響くか、そのポイントやストーリー作成において体系的に示した本。感情的な部分を体系化するのは難しいが、この本はわかりやすく書いてあるし、説得力がある。変化の時代はあっている本だと思う。2023/03/30
yuma
0
徹底した顧客目線によるマーケティングの考え方が書かれており、非常に勉強になった。 顧客の態度変容に影響を及ぼす為の考え方やアプローチ方法など、日々の仕事の中で意識的に考えた方がいい内容もあり、今後の業務の中でも活かしていきたい。2021/12/31
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