内容説明
「乳児重症ミオクロニーてんかん」という難病と闘っているキヨくんと、セラピー犬「天ちゃん」の実話です。てんかんの発作でいつ倒れるかもしれないキヨくんは、ヘッドギアをして、天ちゃんと散歩します。ふたりとも言葉は話せませんが、心でいつもお話しをしているのです。小学校中学年以上向き。第7回「わんマン賞」グランプリ作品。
目次
キヨくんの発病
キヨくん、犬の背中に乗る
将基くん、チックになる
犬がやってきた
天ちゃんと暮らし始めて
三人の兄弟ゲンカ
夏バテする天ちゃん
初めての家族旅行
天ちゃんは船頭さん
キヨくん、小学生になる
悲しいお知らせ
天ちゃん目ざまし
天ちゃんの夏休み
発作はあっても…
リードが持てたよ
ボールを投げられたよ
著者等紹介
林優子[ハヤシユウコ]
昭和34年、兵庫県生まれ。昭和53年、神戸山手女子短期大学芸術科卒業。次男が生後6ヶ月でSMEを発病。家族の支え、人とのふれ合い、動物とのふれ合いに、閉ざしていた自分自身と次男の心が次第に開かれていく。その経験をもとに、てんかんの理解を深める活動として、てんかん協会と共に児童向けアニメを制作、NHK教育テレビに出演、体験作文においては内閣官房長官賞を受賞。学校大好きフォトコンテスト入賞。現在、「きよくん基金を募る会」を立ち上げ、活動中。『こころの介助犬天ちゃん―難病のキヨくんの「妹」はレトリバー』で、第7回「わんマン賞」グランプリ受賞
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感想・レビュー
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